ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る [活字中毒のトモ]
*読み応え 50点
*コストパフォーマンス 50点
うーーーーーーーーーーーーーーーむ。
消化不良。
ワーキングプアが増えていること、
私もワーキングプアの一員であること
というのは分かったけど、
どうしたらいいのかは、良く分からなかった。
フルタイムで働いても、生活がまったく楽にならない、若い労働者。
会社をリストラされて、再就職先で給与がうんと下がった、中高年労働者。
フルタイムで働く機会すら与えられない、ニートやフリーター。
正社員で働いている人ですら、労働時間が増え、サービス残業が増え、「心のワーキングプア」に。
ってことは・・・
一億総ワーキングプア?
労働者であるうちは、一生宵越しの金は持てないってこと?
裕福になりたかったら、会社の経営者になるか、投資家になるなりして、
運用できる資産を増やさなくてはいけないということか。
その元手をどこで手に入れるかは、頭の使いようってことだろうか。
(金持ち父さんみたいに)
だとすると、裕福になるのも結構しんどいですね。
じゃあ、ワーキングプアのままでもいいかなぁ。
↑
そういう堕落した考えがいかんのじゃっ!
筆者が解決策として示している
「最低賃金の引き上げ」を実行してみても
賃金の高さを嫌って産業が逃げていくだけだし
「副業を奨励」なんてされた日にゃ
朝から晩まで働いて、疲れ切って過労死する人続出するんじゃないか?
読みやすい本ですが、詰めが甘い感じ。
どうも筆者自身もワーキングプアを「対岸の火事」
と捉えている感じがして、好きになれませんでした。
2006-12-12 05:23
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