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メタボの罠―「病人」にされる健康な人々 [活字中毒のトモ]


メタボの罠―「病人」にされる健康な人々 (角川SSC新書 2)

メタボの罠―「病人」にされる健康な人々 (角川SSC新書 2)

  • 作者: 大櫛 陽一
  • 出版社/メーカー: 角川・エス・エス・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 新書




*読み応え: 40 点
*コストパフォーマンス: 60 点


ごめんなさい。専門用語が多すぎて、消化不良でした。

「ストップザ 85」を筆頭とする最近の健康基準は
根拠があいまいでアテにならない。
よって、健康診断で「異常」を通告されても
驚かずに対処しましょう、という本だと思います。

・・・「思います」ってなんやねん。
自分で書いてても、あまりの理解力のなさに頭が痛くなってくるわ。

でも確かに、「ストップザ 85」という言葉が出始めてすぐに

「なんで男性の腹囲が 85 センチ以上だとヤバイのに
女性は 90 センチまではヤバくないんだろう?」

と不思議に思っていたんですよ。
女性のほうが皮下脂肪が多いから、というのがその理由のようですが
女性の腹囲が 90 センチって・・・妊婦じゃあるまいし。

そしたら、本書には
「腹囲の基準値が男性より女性のほうが大きいのは日本だけです。
他の国の基準値は、逆になっています」
と書かれていました。

他にも、コレステロール値や血糖値などの
基準値の算定がとてもあいまいであることなどが紹介されています。

数字に振り回されていると
本来は健康な人まで「病人」に認定され
薬を大量に飲むことになって、大変ですよ。
あなたは健康なのにわざわざいらん薬飲んで副作用に苦しめられたいですか?
てなことが書いてあります。
おお怖。

統計的には、やせている人よりもちょっとメタボくらいな人が
長生きなんだそうですよ。
美味しいものを適度に食べて、健康に過ごしましょう。

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