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遠距離介護: とりあえず、帰省 [親の病気と遠距離介護]

先週末、会社を 1 日休んで神戸へ帰省しました。
とりあえず、2 泊 3 日。
こんな短期間じゃ、やれることはほとんどないだろうな
・・・と思いきや、

・実家⇔病院間の車の運転手
・各種保険手続き
・母の話し相手
・母が別件で出かけている間の父の介護
・e-Tax を利用した、医療費の確定申告手続き

などなど、結構いろいろと出来ることがたくさんありました。

また私が神戸にいる間に、タイミングよく
父の悪性リンパ腫の正式な診断が下りました。
"びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫" だそうです。
病期はステージ III。
治療法として、CHOP という化学療法を半年間(8 クール)続ける予定です。

今は、インフォームド・コンセントがしっかりしていますので、
主治医も悪性リンパ腫の患者用に、わざわざ小冊子を用意してくださっていて
図解入りの小冊子を見せながら素人にも分かりやすく
病期や治療法を説明してくださいました。
父は、ベッドに腰掛けて、自分で病気の状態を聞き
分からないことを主治医に質問していました。
がん治療も、ずいぶんと患者にオープンになりましたねぇ。

保険関係の手続きに関しては、
父は自分のかけたすべての保険の保険証券を
きれいに整理して保管し、
加入日や満期日も 1 つずつ正確に記載していましたので
代理人の私としては給付金の請求が非常に楽でした。
こういう几帳面さって、
いざというときに仕事を引き継いだ側には有難いものですね。
私も見習わなくては・・・。(できるかなぁ?)

他にも

「リビングの棚の引き出しの X 番目にしまってある OO を取ってきてくれ」
(本当に正確に、収納場所を記憶している)とか
「入院給付金は妻の口座に振り込まれてしまうと、
その分が "雑収入" としてカウントされるので妻が扶養から外れる危険性がある。
振込先は必ずワシ(父)の口座にするように」とか

モノやお金に関する管理能力が高いこと、高いこと。
アンタ、ホンマに病人かいっ!と突っ込みたくなりましたが
がんのため消化管通過障害を起こして食事がほとんど喉を通らず
やせ衰えている父はやっぱり病人でした。orz

この人の娘が、極端に管理能力の低い、掃除ベタの私とは・・・。
きっと、よっぽど遺伝子の組み合わせパターンがまずかったんでしょう。

母の方は、久しぶりに家族と一緒に寝食をともにして
少し、栄養状態が良くなったようです。
何しろ父の介護を最優先にしていたので
自分の食事は二の次で、ロクな食生活を送っていませんでした。
父もやせ衰えていましたが、母もダイエット(?)に成功していたとは・・・。
ひとり暮らしはこういうところがネックなんですよね。
父の闘病中は、ちょくちょく帰省して、母と一緒にご飯を食べるのが良さそうです。
ううむ・・・どうやって飛行機の安いチケットを手に入れようかな。
介護帰省割引 は、今のところ父が要介護認定されていないので適用できないようです。
航空会社の株でも買って、株主優待割引を適用してもらうか。
でも、株券が紙くずになったら嫌だしなぁ・・・。
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コメント 2

chikouさん

お疲れ様です。
そっかー。大変だなーと思いきや・・自分のことろも真剣に考えることだね。
第3者からみると、うしこは、父さんと似ていると思うよ。(笑)
遠距離の介護・・・。大変だと思うけれど頑張れ!!



by chikouさん (2009-02-12 09:37) 

うしこ

>chikou さん

応援ありがとうございます(^-^)

父と私、似てますかねぇ?
chikou さん、きっと私の第 1 印象にだまされていますよ(笑)
by うしこ (2009-02-13 10:45) 

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