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死に支度を始めた両親 [親の病気と遠距離介護]

今年のゴールデンウィークはお休みも多いので、
家族そろって神戸へ帰省してきました。

といっても、私は自分の実家へ、
夫は娘を連れて夫の実家へ里帰りです。
私の仕事は父の介護と母の日常生活のケア、
夫と娘は私の父を見舞いがてら、夫の両親&姪を気遣う旅でした。

約 3 ヶ月ぶりにあった父は、抗がん剤が効いて少し元気になっていました。
食事も摂れるようになったし、痛みもなくなったようです。
ただ、抗がん剤の影響で白血球が減って、少し熱を出していました。
ですが、抗がん剤も次回が 5 クール目ということで、
当分このまま順調に治療をこなせそうです。

母も、介護生活に慣れてきたのと、
父の容態が安定してきたので、週に 1 日休みを取るようになって
精神的にも体力的にも落ち着いているようでした。

ですが、今回の病気で 2 人とも死を間近に感じたようで
2 人で相談しながら自宅にあるものを処分している姿が目に付きました。
私も、彼らが気に入って買った食器類を大量にもらいましたし
古くなったじゅうたんや布団などの処分を手伝いました。
私が実家に滞在している短い間に、家の中のものが少なくなっていくのが分かりました。

オカン: 「死んでから大量に残っとっても、処分に困るやろ」

そう言いながら、介護の合間に、家中に溜め込まれた雑貨を処分しています。

両親はまだ 60 代前半ですので
死に支度を始めるにはまだ早いような気もするのですが
父のように、急に悪性リンパ腫が見つかることもありますので
なるほど、いさぎよく持ち物を処分するには、病気がいい機会だったのかもしれません。
でも、自分の親が、近い将来いなくなることを考えて死に支度をしているのを見るのは
寂しいものですね。
いや、するなとは言わないし、今からしたほうが効率的だとも思いますし
私も悪性リンパ腫になんか罹ったら、間違いなく同じことをすると思いますが。

そういえば、思い出しました。
私のおばあも昔、死に支度をしていましたね。
でも、死に支度を始めたのが 80 歳くらいのときで、
そのあと 92 歳で亡くなるまで、実に 12 年もの長い時間をかけて
毎年毎年「来年はもう生きていないかもしれないから」を口癖にしながら
色々なものを処分していましたっけ。

それを考えたら、死に支度を始めたからといって
寂しく思うことなんてないのかも。
これからまだ数十年かけて、死ぬ準備をするかもしれないし。

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Mrs.Krabs

うしこさんが私のブログへコメントを残してくださったのも
たしか私が母の病気について書いた時でしたよね。
悪性リンパ腫、母が闘病していた14年前は医者にあきらめられていました。
死を待つだけでなく、何か治療をして下さいと私が訴えても
『クオリティー・オブ・ライフ』なんて言って手術もしてもらえませんでした。
医学の進歩は目まぐるしいです。
うしこさんのお父さんが元気になりますよう祈っています。
お母さんもどうかお体にはお気をつけて!


by Mrs.Krabs (2009-05-11 21:45) 

うしこ

>Mrs.Krabs さん

お優しいコメントをありがとうございます。
悪性リンパ腫、たった 14 年前は死を待つだけの病気だったのですね。
今は違うと思いたい・・・ですが、父本人は結構冷静に、再発後のことも考えて死ぬ準備をしているようです。
私としては、元気になってもう少し生きていて欲しいと思っているのですが
父いわく「孫の結婚式まではたぶん無理~」だそうです。とほほ。
by うしこ (2009-05-12 10:54) 

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