謎解きはディナーのあとで 3 [活字中毒のトモ]
娘が貸してくれました。
このシリーズは、この本で終わりのようです。
麗子お嬢様、影山、風祭警部、さようなら。
1~3 まですべて読みましたが、麗子お嬢様がどんどん下品になっていきました。
彼女と執事の影山が、どのように事件を解決するのかは
実際に本書をお読みいただくとして、
麗子お嬢様は、別にお嬢様でなくても良かったのではないか
この人完全に「庶民」だから、普通の刑事という設定でいいんじゃないか
・・・と思い続けた本でした。
作品をいくつ読んでも、その感想しか出てきません。
これがドラマになると、現実とかけ離れている感じが上手に表現されていて
「あ、こういう見方もアリなのか」と思えるので不思議です。
この作品は、文章を読むより、ドラマを観た方が楽しいかもしれません。
(嵐大好きの娘が、毎回丁寧に録画していたので、
ドラマを 1 話も逃さず観てしまいました)
そういえばこの小説、どことなく赤川 次郎さんの小説に似ていなくもない・・・?
とちらっと思いましたが、赤川さんの推理小説よりは、
子どもも安心して読めるような気がします。
ドロドロしたシーンがほとんどないですし、漢字に適度にルビがふってあるので
読み手として中学生くらいがちょうどいいように思いました。
道理で、娘が気に入って購入するわけです。
時間つぶしの友として、お薦めです。
病院での待ち時間などに読むのにピッタリです。
2013-02-21 05:54
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0