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体外離脱するサラリーマン [活字中毒のトモ]


体外離脱するサラリーマン―ヘミシンクで“誰でもできる”不思議体験

体外離脱するサラリーマン―ヘミシンクで“誰でもできる”不思議体験

  • 作者: とみなが 夢駆
  • 出版社/メーカー: ハート出版
  • 発売日: 2010/01/07
  • メディア: 単行本


つれづれノート」を読んだ時に、
夏生さんが書いていらしたヘミシンクの合宿の内容が興味深かったので
こちらを読んでみることにしました。
Amazon のカスタマーレビューで、評価がとても高かったのです。
ですが読んでみると、ヘミシンクそのものについて、分かりやすく書かれた本ではなく
著者の体験したヘミシンクの内容がつらつら書かれていただけでした。

著者は、某大手出版社に勤務するサラリーマンだそうです。
本の帯を見ると、ヘミシンクの技術によって
「わずか数カ月でガイド(守護霊)が見え、会話ができるようになった」そうです。
その技術を使って、ご自身のマイミクさん(この言葉古いな)の過去生を
無料で見るようになりました。その体験が本書にまとめられているのですが
読み終わって思ったことは「胡散臭い」でした。

体外離脱しているといいますが、本当に体外離脱していると、どうして言い切れるのか
会ったこともない人のガイドや過去生を見て、それが本当のことだと
どうして言えるのか、私にはまったくわかりませんでした。
「ヘミシンクで見た過去の人の生活について、後で調べてみたら、
歴史の本にも同じことが書いてあった」と主張されていますが
その歴史の本に書かれていることが、本当かウソか、どうして分かるの?
自分もヘミシンクの技術を覚えて、体外離脱できれば納得するのかもしれませんが
今現在、このようなことが起こるとは信じがたいので、
どうしても胡散臭いとしか思えませんでした。

最後まで読むと、巻末のカバーにヘミシングについて簡単な説明が書かれていました。
抜粋しますと、このように書かれています。

「ロバート・モンローが開発した音響技法で、左右の脳半球を同調させ、
脳を "集中した全能状態" へと導き、人間の意識の覚醒状態から変性意識状態へ
もっていくことができるというもの。こうなると意識が肉体から離れた状態(体外離脱)も
さらには死者のとる意識も可能となり、死後の世界も自由に探索することができるという
驚異的な手法」

そうそう、こういう説明がもっと欲しかったのです。
別の本を買って、読んでみるべきかどうか、迷います・・・。





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