中国崩壊前夜

中国崩壊前夜: 北朝鮮は韓国に統合される

• 作者: 長谷川 慶太郎
• 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
• 発売日: 2014/04/18
• メディア: 単行本

経済評論家としておなじみの、長谷川 慶太郎さんの著書です。
去年から、似たような本を数冊読んでいるので、
もう読まなくてもいいと分かっているのですが
タイトルに惹かれて（こんなタイトルに惹かれるか？フツー）つい購入してしまいました。

以前から長谷川さんは「中国は崩壊する」と言い続けていらっしゃいますが
それがもう今年にもあるかもしれない、ときっぱり言い切ったのが本書です。
以前までの著書を読んだ限りでは「長谷川さんは、中国が崩壊するというけれど
崩壊するときに長谷川さん生きてるかしら」くらいの時間がかかる印象でした。
そうではなくて、もうすぐにでも崩壊しそうな勢いなんだそうです。本当かな。

中国には秩序というものがないので、いざ崩壊するとなると
ソ連が崩壊した時と比べてとんでもなく大変なことになるらしいです。
北朝鮮は韓国に併合され、中国国内では内戦が起こり
最終的に 7 つの共和国からなる連邦制へ移行するだろうというのが
長谷川さんの大胆な予測です。

メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」の発行者、北野 幸伯さんによりますと
「国のライフサイクルを見たところ、日本のバブル崩壊のような大惨事が
中国で起こるのは 2017～2020 年くらい」ということだったので
今年中に中国が崩壊、というのはないんじゃないかな・・・と思います。
ですが最近の中国様のとんでもない行動（よその国の船に体当たりしてみたり
勝手に人口島を作っちゃったり）を聞くと
こんなモラルのない国が、大国になるなんてとんでもない
とっとと崩壊してほしい、と切に思います。
なので、この本を今読むと、長谷川さんの予測が当たらないことを十分に分かっていても
ちょっと期待してしまうんですよね（何を？）

タイトルを読んだだけで、内容はほぼ分かるので
買ってまで読まなくてもいいかと思います。
ただとても読みやすいので、活字を追いかけたい時にはお薦めです。

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