なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか [活字中毒のトモ]
Sanchai さんのブログ を読んで、面白そうだと思って Kindle 版を購入してみました。
Sanchai さん、いつも興味深い書籍をご紹介くださり、ありがとうございます。
著者の裴英洙さんは、医師の資格を持った人です。
かつては外科医として、現場の第一線で活躍されていらっしゃったそうですが
「医療機関の経営」に興味を持ち、働きながら慶応ビジネス・スクールへ通われ
医療機関再生コンサルティング会社「メディファーム株式会社」を設立
現在顧問をされていらっしゃいます。
そんな背景をお持ちの方が、疲れた体に鞭打って働く人のために
疲れをコントロールしてビジネスのパフォーマンスを向上させる方法を紹介しているのが本書です。
自分の体の声を聞いて、ちょっとした工夫をするだけで、
仕事でたまった疲れを V 字回復させることができるといいます。
「一流の人は疲れを翌日に持ち越さない」というよりは
「疲れを翌日に持ち越さないタフな人だから一流になれた」というのが正しい感じです。
参考までに、章の見出しを載せておきます。
第 1 章: まずは「疲れる」しくみを知る
第 2 章: 一流の人は「眠り方」を知っている
第 3 章: デキるビジネスパーソンは例外なく肉食である
第 4 章: ストレスは消すのではなく、コントロールする
第 5 章: 「疲れを翌日に持ち越さない」たった 1 つの習慣
読んでみると、疲れを持ち越さない習慣が身についているものと、そうでないものと
いろいろありました。全ての習慣を「持ち越さない」モードにするのは
ちょっと無理かも。ただし、疲れを持ち越さない良い習慣は
とてもたくさん紹介されているので、ある程度守れていれば、
それなりに体調管理できるのかも・・・と思いました。
例えば私は朝ごはんをほとんど食べません(たいてい果物だけ)し
夜ご飯を食べるのも、ほぼ寝る前、ホットミルクは嫌いなので飲みません。
ですが、早起きはずっと続けているし、サプリメントや栄養ドリンクは飲まないし
仕事中ガムをよく噛んでいます。
この状態で、自分の眠りの質は良いと思っています。
興味を引かれたのが「カラダ手帳」です。
自分の体調を、感じたままに手帳に記していく手法で
レコーディングダイエットのメモや家計簿に似ていると思いました。
なるほど「見える化」すれば、何が悪くて疲れがたまっているのか、分かりやすいですよね。
いつも持ち歩いているノートがあるので、体調についても書き込んでみようと思いました。
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