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闇に抱かれて―復讐のメッセージ〈3〉 [活字中毒のトモ]


闇に抱かれて―復讐のメッセージ〈3〉 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ)

闇に抱かれて―復讐のメッセージ〈3〉 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ)

  • 作者: シャロン ケンドリック
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2009/08
  • メディア: 新書


瞳の魔法」のスピンオフ第 2 弾です。
このお話では、ジェライントが家を借りていた友人のドミニク・ダッシュウッドが主人公です。
彼は不動産会社を経営しているイケメンですが、30 歳を過ぎた今では
割とまじめな人で、自分のセックスアピールを持て余している様子。
そんな彼が復讐したい相手は、ロミー・ソールスベリー。
5 年前、彼の親友の花嫁となった女性ですが、実はこの 2 人
ロミーの結婚式前日に、お互いを知らないままエレベーターに閉じ込められ
燃え上がってしまった過去がありました。
親友と結婚しようというのに、あんなことをしたあばずれを許せない!
(自分も同罪だと思うがな)
そんな思いから、ドミニクは復讐を思いつくのでした。

ハーレクインロマンスをたくさん読むと、バージンがたくさん登場するのでびっくりします。
世界の基準が分からないのですが、今時、バージンってこんなに多いの!?
というよりは、こういうシチュエーションが、ロマンスに憧れる女性の夢なんですかね?
そうかもしれないな、そんな気がしてきました。
ネタバレになってしまいますが、ドミニクがロミーと結ばれた時、
ロミーはバージンでした。何故なら、彼女の結婚相手は「不能」だったからです。
この事実、もっと早くにドミニクに告げてしまえば、こんな 1 冊使った復讐劇に
巻き込まれなくても済んだのに。読者からすると、真実にたどり着くのに
どうしてこんなに遠回りしなくてはいけないのか、分からない 1 冊でした。

そしてドミニクが自分の家に帰ってきていたので、
ジェライントは彼の家を出て、ローラと一緒に暮らしています。
トリスもコーマックと一緒に暮らしていて、とても幸せそうです。
このお話は、スピンオフだけれども、前作の登場人物が頻繁に出てきて
みんな幸せになっているので、楽しく読めます。
その反面、主人公の恋模様は微妙なのですが。


闇に抱かれて―復讐のメッセージ〈3〉 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ)

闇に抱かれて―復讐のメッセージ〈3〉 (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ)

  • 作者: シャロン ケンドリック
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2009/08
  • メディア: 新書





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