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運命の逆転 [活字中毒のトモ]


運命の逆転 (ハーレクイン文庫)

運命の逆転 (ハーレクイン文庫)

  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • メディア: Kindle版


貴婦人の条件」を読んで、「運命の逆転」の原作も読んでみたくなりました。
コミックは読んでいて、そちらにはレディ・デヴローであるキャスが登場していたので
原作ではどのようにお話に出てくるのかしら・・・と思ったのですが
結論から言うと、キャスはこのお話には登場しませんでした。意外。

スザンナ・ビヴァリーは、ウェスタン家で令嬢エミーリアの付き添いを勤める女性です。
「付き添い」と言われるとピンときませんでしたが、
近世ヨーロッパでの「付き添い」について調べてみたところ
英語の chaperon がそれに該当するようだと分かって、なるほどと思いました。
若い独身の女性が羽目をはずさないように、
また独りで危険なことにまきこまれないように
見張るための「お目付け役」なんですね。
そんなスザンナが、ある日突然、何者かに誘拐されます。
たどり着いた先は「巣窟(ザ・デン)」と呼ばれる広大な屋敷で
この家の主ベン・ウルフは、エミーリアの婚約者ダーリントン卿一族を破滅させるべく
エミーリアとの結婚を阻止しようと、彼女の誘拐を計画したのでした。
エミーリアであると目星を付けた女性が別人であるとも知らず。

結論から言うと、これが縁となって、ベンとスザンナは結婚するのですが
ベン・ウルフを取り巻く環境は非常に苛酷で、彼は何も悪くないのに
根も葉もない噂によって彼の評判が悪くなっているのが気の毒でたまりませんでした。
ただし数は少なくても、彼の本当の良さを分かってくれるよい友人は居て
その 1 人がジャック・デヴロー、つまりキャスの夫です。
またジャックの親友であるディッキーも登場し、ベンが殺されかけたところを助けています。
ですがキャスは「ジャック・デヴローの風変わりな妻」程度の記述しか出ていなくて
彼女がこの作品ではどのように書かれているのか気になっていた私としては拍子抜けでした。
コミックの方には、かなりインパクトの強い登場の仕方をするので
コミックの作者はポーラ・マーシャルの作品を読むのが好きな人なのでは?と思いました。

原作を読んでからコミックを再読すると、コミックの印象ががらりと変わります。
原作をどのように再編してコミックにしたのかが分かったのと
コミックにあとがきにはきちんと
「この作品には登場していないスピンオフ作品のヒロインを登場させた」と書かれていたので
コミックの作家さんは、「運命の逆転」と「貴婦人の条件」どちらも読んで
構成を考えられたのだと思いました。
そしてかなりキャスのことが好きなんでしょうね。
よくよく見ると、「運命の逆転」のコミックが発行されたのは 2016 年 4 月でした。
まだリリースされたばかりのようです。ひょっとすると、
これから続いて「貴婦人の条件」もリリースされるかも?


運命の逆転 (ハーレクイン文庫)

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  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • メディア: Kindle版




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