ダンドー ──低リスク・高リターンのインド式テクニック [活字中毒のトモ]
「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」の中で本書が紹介されていました。
投資についてのチェックリストがどのようなものなのか、気になって Amazon で探したところ
Kindle Unlimited の対象となっていたので、0 円で読むことができました。
これ 1 冊で十分元が取れたと思います。
著者のモニッシュ・パブライ氏はインド生まれの投資家です。
投資の神様ウォーレン・バフェットを崇拝しており、バフェットの投資哲学だけでなく
人生観そのものを手本にしていると公言しているそうです。
そんなパブライ氏が提唱する投資のチェックリストってどんなもの?
・・・と期待してじっくり読みましたが、どうも私の思い描く「チェックリスト」とは異なる内容で
投資を成功させるための基本のフレームワークが 9 つ紹介されていました。
1. 既存ビジネスの購入に絞る
2. 変化が大変緩やかな業界のシンプルなビジネスを購入する
3. 行き詰った業界の、行き詰ったビジネスを購入する
4. 競争上の優位性を保てるビジネスを購入する
5. オッズがあなたにとって圧倒的に有利なときには大きく賭ける
6. 裁定取引に注目する
7. 潜在的な本質価値よりも大幅に割り引かれた価値でビジネスを購入する
8. 低リスクで不確実性の高いビジネスを探すべきである
9. 革新者になるよりも成功者に倣ったほうが良い
そして、「コインの表なら勝ち、裏でも負けは小さい!」という言葉が繰り返し出てきます。
要するに、利益の出るビジネスであることをじっくり見極めて、
負ける可能性がほとんどないビジネスにがっつり賭けるのが鉄則のようです。
確かにその通りなんですが・・・チェックリストっていうほどのことかな?
ですが読み進めていくと、他の投資家が書いた書籍や投資メソッドがいくつか紹介されていて
その中には Kindle Unlimited で読めるものもいくつかあったので
続けて読んでみようと思います。
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