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お金と人生の真実 [活字中毒のトモ]


お金と人生の真実

お金と人生の真実

  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2010/11/12
  • メディア: Kindle版


久しぶりに本田 健さんの著書を読みました。Kindle Unlimited に含まれていました。
一言で内容を要約すると「お金から自由になるために、お金について理解する本」です。
「お金とは何なのか」を、いろいろな側面から見ていくことで
自分のお金に対する感情や感覚を理解・整理することができます。

この本で、私が現在実現できていない「お金があったらこんな暮らしができる」を
本田さんが実際に体験された感想を読んで、納得させられました。
豪邸に住んだからといって、それが本当に楽しいわけではない
使用人を持つ立場になったって、それが心地よいこととは限らない
という感想に、迷わず納得でした。
きっと私が豪邸に住んでも、本田さんと同じことを思ったと思います。

あと、襲撃される可能性が高いのは、
借金をしてい人ではなく、お金を貸した側の人である、という事実は目から鱗でした。
お金を貸してくれた人がいなくなってしまったら、借りた側は返さなくていいわけで
客観的に見ると当たり前の話です。本当はお金持になんかなる必要はあまりない気がしてきました。

本田さんは、お金との付き合い方には 3 種類あると言っています。
1. お金の奴隷になる
2. お金の主人になる
3. お金の友だちになる

この「お金の友だちになる」という考え方がとてもいいなと思いました。
いつも頼ってばかりではいけないけれど、気軽に頼ったほうがいいこともある
まるで友達に接するようなスタンスでお金と付き合うといいそうです。

また、生まれ育った環境や選んだ職業によって、お金に対する価値観、使い方が変わってくる
というのも、当然といえば当然の話ですが、はっきり文章にしてもらったお陰で
そういう認識を新たにすることができました。
孟母三遷というのは正しいってことですね。

お金に振り回されない生き方として「十分な資産と収入を持つ」以外に
「お金と感情的に上手に向き合い、質素に暮らす」や「自給自足」の選択肢をあげているのも
興味深かったです。
要はお金にとらわれて、追い求めるような暮らしをしなければいい、ということですね。
お金なんかなくても、それで幸せに暮らせるなら、それでいいじゃないか、と。
人生観、性格、才能によって、どれを選ぶのか決めたらいい、と書かれています。
本書が出版されたのは 2010 年でした。
それから 6 年が経過していますが、本質的にはそのころと何も変わっていないので
今読んでも為になると思います。


お金と人生の真実

お金と人生の真実

  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2010/11/12
  • メディア: Kindle版



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