「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 [活字中毒のトモ]
私の勤める会社では現在、リーダーシップを強化しようという取り組みが実施されていて
いろいろな研修が開催されています。
私はリーダーになりたいという希望は特にないのですが
何故だか研修への参加を義務付けられました。研修に出てみたところ、講師が
「リーダーシップに関する本を読んでみてください」と言っていました。
そんなときに、新聞広告にこの本が掲載されているのを見て
これもタイミングが合ったということなのかも?と思って購入しました。
著者はスターバックス コーヒー ジャパンやザ・ボディショップで CEO を勤めた経歴をお持ちの
岩田 松雄さんです。
これらの企業の他にも、ゲーム会社アトラスの CEO や
日本コカ・コーラの常務取締役などを歴任され、
そのゴージャスな経歴には目がくらみますが、
ご本人いわく「普通のおじさんですよ」
読んでみると、岩田さんの思う「ついていきたいと思われるリーダー」とは
かっこよくなくてもいい、饒舌でなくてもいい、飲み会に参加しなくてもいい
だけど人の痛みを知り、分かりやすく指示を出し、常に部下の見方である
立ち止まってもいいけれど、逃げてはいけない・・・のだそうです。
確かにこんな上司がいたら「一生ついていきます!」というでしょうね。
ただし、この本を読んで私が一番勉強になったのは
理想のリーダー像のイメージではなく、岩田さんの管理能力でした。
この方、人やモノ、時間を管理するのが非常に上手です。
「やりたいことリスト」を付箋に書いて PC に貼ったり、
目標ごとに円を書いて、達成できたところまで塗りつぶしたり
手法は割とアナログなのですが、
「できる人はここまで管理するのか!」と思いました。
こうやってちゃんと目標を管理しているから、有限実行できるんですね。
私も見習います。
岩田さんの書かれた「「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方」も
一緒に購入したので、近いうちに読みます。
またザ・ボディショップの創設者、アニータ・ロディックさんの生き方を絶賛しておられたので
アニータさんが書かれた本も読んでみようと思います。
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