「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方 [活字中毒のトモ]
「『ついていきたい』と思われるリーダーになる51の考え方」に続いて、
同じ岩田 松雄さんの本ですが、こちらは良い部下になるためのガイド。
ご自身が部下であったときの経験や、
上司になられた後に部下のどんなところを評価するようになったかなど
実体験に基づいた内容となっています。説得力のある本です。
各章のタイトルを見ると
「部下は従順でなくてもかまわない」とか「部下は “過剰サービス” から始めなさい」
「部下は、完璧な仕事が求められるとは限らない」、
「部下は背伸びや無理をする必要がない」など
部下にとっては割と耳当たりのいい言葉が並んでいます。
書かれていることは、まったくその通りだなあと思いながら読みました。
また岩田さんがお若い頃からコツコツと勉強されていることや
嫌な経験も後のキャリアにつなげたりされているのを読んで、
できる人はどんな時も、経験から何かを拾ったり、
問題解決の糸口を真剣にたぐり寄せたりしているのだと思いました。
成功する人としない人の違いって、そこかも。
これがあるから「経験がその後活きてくる」ということになるのではないでしょうか。
あと岩田さんて、とてもマメな方です。
会社だけでなく、家庭に対しても、きちんと「帰るコール」していらっしゃるし
一緒に仕事をする人たちに、何度となく「ありがとう!」という言葉をかけていらっしゃるようです。
こういうことの積み重ねが大事なんですよね。
私の勤めている会社でも、デキると思われる偉い人たちは本当に気さくで
超下っ端の私にですら、会えば何がしか声をかけてくださいます。
こういうの、自分がやってみるとかなりエネルギーを使うので
きちんとできる人はやっぱりすごい・・・見習おうと思います。
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