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運の技術 AI時代を生きる僕たちに必要なたった1つの武器 [活字中毒のトモ]


運の技術 AI時代を生きる僕たちに必要なたった1つの武器

運の技術 AI時代を生きる僕たちに必要なたった1つの武器

  • 作者: 角田 陽一郎
  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2018/06/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


Amazon で薦められて買いました。
何でこの本を Amazon が薦めたのか・・・私には分からないです。
でも買ってしまったということは、Amazon の AI の営業センスは良い、
ということになるかも。

著者は角田 陽一郎さん。
フリーのバラエティプロデューサーで、以前は TBS にお勤めでした。
「さんまのスーパーからくりTV」や「中居正広の金曜日のスマたちへ」など
人気番組を手掛けた名プロデューサーだそうです。

タイトルの「AI 時代を生きる」は、なんとなく
「これタイトルにつけたら売れるかも」みたいな感じでつけられた感があります。
AI はあまり本書には登場しません。
角田さんが多くの有名人と知り合っていくうちに
「この人は売れる」「この人はダメ」という基準がなんとなく分かってきて
売れる人、有名になる人というのはこういうことをして運を引き寄せている
有名人は運を引き寄せるのが上手な人がとても多い
というのが話の主旨です。

運を引き寄せる、とは言っても、すでにたくさん出版されている
宗教本とはちょっと違います。
例えば、開運のために神社に祈願に行く行為も、その事実だけ見れば
「うさんくさい」の一言に尽きますが
「時間や交通費を使ってわざわざ神社に祈願に行くというのは
それだけ願いが強いということの表れ。
神様に願い事をするときだって、どんなふうに頼めば神様が願いをかなえてくださるか
めちゃくちゃ考えて、良いプレゼンができるように頑張っている。
わざわざそういう面倒くさいことをしたという事実が、脳内を活性化させ
結果として目標達成にたどり着くのだ」
と角田さんは言います。開運の仕組みは論理的に証明できるそうです。

あと知識やスキルを求めて仕事を選ぶのは下品なキャリアの重ね方なので
しないほうがいい、それよりも、自分の好きなことを一生懸命やって
自分が渦の中心になる生き方をするのが開運につながる、とも書いてありました。
このあたりは、堀江さんの本 に書いてあったこととよく似ています。
あー・・・堀江さんの本 を買ったから、Amazon はこの本を薦めたんですね。納得です。
最近こういう本が多く出ているということは、
ついにお金がすべてではない世の中に向かって、世界が動き始めたということです。
この動き、何がとんでもないかというと、
お金が基準である限り、お金さえあれば、能力も人脈もなくても生きていけたのですが
そうでなくなってしまうと、お金以外の「自分の持ち物」
例えばスキルだったり人脈だったりを、自分が欲しいものと交換する必要が出てきます。
お金って実は、平凡な人間にとっては、なくてはならない最終兵器なのです。
それが使えなくなるというのはとてつもないことなので
おそらく堀江さんや門田さんが言うほどすぐには、お金は廃れないと思います。
世の中、お金ないと困る人(ようするにお金に換えられるような人脈やスキルがない人)
が大半でしょうから。
ただ、スキルか人脈があれば、年金が支払われなくても
野垂れ死にせずに済みそうです。さて私は何をして残りの人生を過ごすと
一番幸せに暮らせるかしら。
おっと・・・そういう考え方では開運しないんでしたね。いかん、いかん。



運の技術 AI時代を生きる僕たちに必要なたった1つの武器

運の技術 AI時代を生きる僕たちに必要なたった1つの武器

  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2018/06/15
  • メディア: Kindle版



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