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24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?! [活字中毒のトモ]


24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!

24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!

  • 作者: デビッド・リット
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2018/05/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


おそらくは新聞で書評を読んで、購入したのだと思います。
480 ページもあって、話が所々飛んでいるような感じで、
読みにくい本でした。日本語訳がまずいのか?と思って
原書の方をちょっとだけ見てみたところ、どうもそうではなく
原書そのものがあまり良書ではないようです。

著者はデビッド・リット氏。
2011 年から 2015 年まで、ホワイト・ハウスでスピーチライターを務めていた方です。
ホワイト・ハウスには、彼のようなスピーチライターが複数いるとのことです。
オバマ大統領はスピーチ上手な人として有名ですが
スピーチを書く手助けをしてくれる人が、ちゃんといたのですね。
確かに、大統領は忙しいですから、多くのスピーチを自分で一から考えて
それを面白くするのは大変ですよね。
ですがスピーチライターが良い仕事をしても、スピーチの読み手が常に
「スピーチの名手」と言われないところを見ると、
スピーチライターは原稿を書いてはくれるけれど、それを面白く見せるかどうかは
やはり個人の力量が大事ってことでしょうかね。

そしてこの本は、そんなホワイトハウスの裏方がどのように大統領を支えているかが
分かりやすく書かれたもの・・・では決してなく
若いお兄さんが「俺こんなすごいことしたんだぜ」と
自分の業績(多くは失敗談)を本にまでして
得意気にひけらかしている印象が強いです。
話が章ごとにポンポン飛んでいて、オチが分かりにくいので、非常に読みづらい。
スピーチライターが書いた本が読みにくいって、どういうことなのでしょうか。
この本、もしかして仕事で人に会う時に、自己紹介のつもりであげたりする類のものかも。

また私はアメリカン・ジョークが好きではないので
どうも彼のスピーチのどのあたりが面白いのか、イマイチ分かりませんでした。
大統領、こんな変な若造を大統領特別補佐官(SAP)になんか任命して
本当に大丈夫だったの?ホワイトハウスで働く人はたくさんいるのですから、
他にもっといい人いたんじゃないでしょうか。



24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!

24歳の僕が、オバマ大統領のスピーチライターに?!

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2018/05/30
  • メディア: Kindle版



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