恋はすれちがい [活字中毒のトモ]
コミックを読んで、ラストがちょっと唐突だなと思い、
原作も読んでみたくなりました。
ペイジ・グリーンは一流ファッションメーカーで
新進デザイナーとして毎日激務をこなしています。
彼女がファッションの道へ進むきっかけとなったのは、
彼女の母ブレンダが富豪のジェラルドと付き合っていて
初めて彼の自宅に母娘そろって招待された時に
ジェラルドの息子であるデクランがジェラルドにはなった暴言を偶然聞いてしまったから。
「あのみっともない娘を妹と認めるわけにはいかない」
16 歳の優しい少女の心をえぐるには十分すぎる言葉で
彼女はデクランを見返したい一心で美しくなる努力をしたのでした。
6 年後、2 人はジェラルドの 50 歳の誕生パーティで再会したのですが
昔自分が放った言葉などすっかり忘れていたデクランは、
美しく成長したペイジに夢中になります。
「すれちがい」というよりは、自分の言葉に責任を持たないデクランが
一方的に悪いと思います。
ペイジ、こんな男をずっと思い続けていて、本当にいいの?
こんな男の愛をあっさり受け入れて、本当にいいの?
読んでいるこちらががっくりと首をうなだれてしまいます。
自分を守りたいために、冷たい言葉で防御する残念なイケメンと
何度傷つけられても相手のことを忘れられないド M の美女の組み合わせでした。
2 人が幸せなら、それでいいんですよね・・・でも残念。
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