SSブログ

2019 長谷川慶太郎の大局を読む [活字中毒のトモ]


2019 長谷川慶太郎の大局を読む

2019 長谷川慶太郎の大局を読む

  • 作者: 長谷川慶太郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/10/20
  • メディア: 単行本


とりあえず、長谷川さんがこの本を出し続けている間は読んでみよう
だって慶太郎じいさん、もう 91 歳だもの。
というわけで、今年も読んでみました。「大局を読む」シリーズ。
(ちなみに、去年の本の感想は こちら

去年は「トランプ大統領は任期途中で辞任に追い込まれるんじゃないの?」
とおっしゃってましたが、今年はそんなコメントはどこへやら
米中覇権戦争について熱く語っていらっしゃいます。
長いこと予言していらした中国崩壊についても滅茶滅茶トーンダウンして
「中国でも選挙で指導者を決める時代が 10 年以内に訪れるはず」
という言い方になっています。
どんなソースの情報を仕入れると、こういうコメントになるんでしょうね?

あとは、世界的に人が不足するので、どの国も移民を受け入れざるをえなくなり
今の移民問題は需要に応じて解決に向かわざるを得ない
つまりはどの国も積極的に移民を受け入れなければ、
労働力が全然足りなくて、困りまくる
労働力が足りないので、銀行の ATM も維持できなくなり
それがキャッシュレスを加速させていくだろう、とのことです。

コンビニの店員さんも、少し前までは日本人もいたのに
いまでは外国人ばかりになってしまいましたしね。
だけど、低賃金で働く外国人は、
この物価の高い日本でどうやって暮らしているんでしょうか。
彼らの賃金がずっと低いままとも思えないですが
それでも移民が大量に流入する下地ができたといえるんでしょうか。

そういや、労働力が足りなくなる影響で
移民を大量に受け入れることについては熱心に書かれていましたけれど
AI がどの程度のスピードで普及するかは、あまり書かれていなかったと思います。
長谷川さん、きっと AI の分野にはあまり興味がないんですね。

もう 1 つ興味をひかれた項目として
2019 年の前半に、南北朝鮮が統一される可能性について言及されていらっしゃいます。
その際には、日本の協力が欠かせないが、
それには拉致問題の全面解決が大前提になるとも書かれています。
これが本当に 2019 年に動く政情だとすると、画期的なことで
これを待ち望んでいる人たちが、日本にたくさんいらっしゃると思います。



2019 長谷川慶太郎の大局を読む

2019 長谷川慶太郎の大局を読む

  • 作者: 長谷川慶太郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/10/20
  • メディア: 単行本



コメント(0) 
共通テーマ:

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント