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金の卵を産むニワトリを持ちなさい [活字中毒のトモ]


金の卵を産むニワトリを持ちなさい

金の卵を産むニワトリを持ちなさい

  • 作者: 菅井敏之
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2016/04/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


マネーの専門家である菅井 敏之さんの著書をもう少し読みたくなったので
Amazon で探してみたら、Kindle Unlimited でこちらを見つけました。

菅井さんが銀行員生活で出会ったお客様には、2 タイプのお金持ちがいました。
1 つは、億単位の預貯金を保持しているのに、暗い顔をしたお金持ち。
もう 1 つのタイプは、預貯金は 2,000 万円程度でも、自由な時間とお金を手に
いきいきと活動しているお金持ち。こちらのタイプの方々は
お金を貯めこんでいるわけではなくて、毎月確実にお金を入れてくれる
「金の卵を産むニワトリ」を飼っているのだそうです。
つまりお金のキャッシュフローが作られていて、多少使ったとしても
目減りを心配する必要がない、ということです。

「金の卵を産むニワトリ」は、菅井さんお得意のアパート経営だけとは限らず
草むしり会社を設立した例や、自宅で民泊と並行して、
外国人向けの着付け教室や観光ガイドを行っている例などもありました。
つまり、自分の時間と能力を切り売りするのでも
いちおう「金の卵を産むニワトリ」に入るんですね?

本書は 4 つのパートに分かれていて、まずパート 1 で「金の卵を産むニワトリ」
の基本的な説明がなされています。そしてパート 2 では、
「金の卵を産むニワトリ」を手に入れた人たちの実例が紹介されています。
ただし成功した例ばかりではなく、失敗例もあります。
計画が無謀すぎて、別の方法を考えるよう諭したり、時期尚早ということで
もっと貯蓄に励むようアドバイスされている例もあります。
そしてパート 3 では、読者が「金の卵を産むニワトリ」を手に入れるために
普段からお金とどのように付き合っていけばいいのかが書かれています。
パート 4 では、さらに突っ込んで「銀行が『どうしてもお金を貸したい人』
になるにはどうしたらいいか」が書かれています。
パート 3 や 4 あたりは、「年収300万円でもお金の心配がなくなるたった1つの方法
にも書いてあったことだと思います。

問題は、自分に合った「金の卵を産むニワトリ」をどうやって見つけるかです。
お金は「誰かの問題を解決した対価」として払われる、というのはその通り
なのですが、私個人はどうやったらその対価を払ってもらえるのかが
生まれてこのかた、イマイチ分かっていないのです。
思えば就職もうまくいきませんでしたし、やりたい仕事が必ずしも
自分が上手にできる、つまり対価を払ってもらえる仕事、というわけもありませんでした。
つまり、私はお金を稼ぐスキルがとても低いのです。
さてどうやったら「金の卵を産むニワトリ」を見つけることができるでしょうか。
お金の本を読むと、いつもこの謎が残ります。



金の卵を産むニワトリを持ちなさい

金の卵を産むニワトリを持ちなさい

  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2016/04/22
  • メディア: Kindle版



コメント(2) 
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コメント 2

YaCoHa

ウチの会社も確定拠出年金とか老後のケアも変わり始めた昨今。今更ながらこういう書籍にも目が向くようになってきました・・・。
by YaCoHa (2019-06-02 11:25) 

うしこ

>YaCoHa さん

気になりますよね、やはり。老後が長いなら、ひもじい思いはしないように、今から考えておかないと。
by うしこ (2019-06-02 12:18) 

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