仕組まれたパンデミックと隠されたミッション これから世界で起きる4つのこと [活字中毒のトモ]
仕組まれたパンデミックと隠されたミッション これから世界で起きる4つのこと
- 作者: 高島康司
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2020/06/18
- メディア: 単行本
社会分析アナリストの高島 康司さんの著書。
アメリカ大統領選が異様な雰囲気のまま終了したので、
ひょっとしたらアメリカ分裂もあるんじゃないかと思って
そういう予測をしている本を探したところ、ヒットしたのが本書です。
高島さんの分析は昔から好きで、以前はメルマガも購読していました。
ちょっとトンデモ系な話が多かったですが、分析そのものは鋭くて
理論としてかなりまっとうかつ起こりうる可能性が高いと思っていました。
高島さんによると、
新型コロナウイルスによるパンデミックは何者かに仕組まれたものかもしれないそうです。
ただこの「何者か」のところがあまりはっきりしておらず、諸説あるようです。
ビル・ゲイツが関与していたとか、ウイルス研究所からリークされたとか
多くの「うわさ話」が紹介されていますが、
はっきり「これだ!」と断定しているものはありませんでした。
また「これから世界で起きる 4 つのこと」は、下記のとおりです。
1) AI による高度監視社会の到来
2) 日本財政破綻機器と MMT の導入
3) 米中対立は激化し、戦争さえ起るかもしれない
4) アメリカが分裂し、覇権が決定的に終焉する
新型コロナウイルスの蔓延はいずれは収束するものの、
経済への影響はこれから本格化するそうです。
2022 年くらいまでにアベノミクスは破綻し、日本は破産するとのこと。
財政破綻を回避できる方法は、MMT(現代貨幣理論)を財政の枠組みとして導入し、
実質的に政府が経済の循環を管理する社会主義化しかないそうです。
そうなると、政府による激しいトップダウンのコントロールが行われ
全体主義的な管理社会に移行するとのこと。
AI などの最新技術はもっぱら人を管理するために利用されるそうです。
嫌な社会ですね。でもすごくありそう。
高島さんは、新しい社会が始まれば、今日本人を困らせている「同調性バイアス」は
なくなるかもしれないと書いていらっしゃいますが
管理社会だと、余計に同調性バイアスが加速しないですかね?
なんとも暗い予測ですが、MMT とピーター・ターチンの数学的予測理論、
あと「中国製造 2025」の詳細は気になったので、関連書籍を読んでみようと思います。
仕組まれたパンデミックと隠されたミッション これから世界で起きる4つのこと
- 作者: 高島康司
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2020/06/18
- メディア: 単行本
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