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いま、台湾で隠居してます [活字中毒のトモ]


いま、台湾で隠居してます

いま、台湾で隠居してます

  • 出版社/メーカー: K&Bパブリッシャーズ
  • 発売日: 2020/12/13
  • メディア: 単行本


前回 に引き続き、
週に 2 日だけ働き、残りの 5 日は自分の好きなことをして過ごす
「隠居生活」を送っている大原 扁理さんの著書です。
2016 年から 2019 年にかけて、台湾で暮らした体験がつづられています。

隠居中の大原さんは、台湾へ行く時も
「東京以外でも隠居できるか、試してみようかな」くらいの軽いノリで
移住を決意し、行先も特にあてはなかったものの
たまたま簡単にワーキングホリデービザを入手できたために
台湾へ行きついた感じでした。
このノリの軽さ、私が「寒いの嫌だ」という理由だけで
沖縄へ引っ越したのと被るなと思い、妙に親近感を持って
「こういうことってあるよね」と頷きながら読みました。

大原さんは、淡水あたりに住居を借りられたそうです。
いいなあ。淡水まだ行けていないです。
台湾は旅行してみていいところでしたが、大原さんいわく
住むにも良いところだそうです。
ゆるく生活できる、誰が存在していても許される感じがいいんですって。
これを読んでちょっと思ったのですが、大原さんわざわざ台湾へ行かなくても
沖縄でよかったんじゃ・・・?あ、でも沖縄だと中国語を話せるようにはならないか。
中国語こそ不要ですが、沖縄の雰囲気や気候は台湾ととても近いです。
他人を責めないし自分にも甘い人たちが多くて、
ビジネスといえど締め切りがテキトーな感じとか(最近はそうでもないけどね)
沖縄なら、お風呂もキッチンもある部屋が借りられたのに。
まあ日本語通じるので、台湾ほどには「移住」感がないでしょうけれど。

そして何故だか、大原さんが書く文章が、この本ではとても賑やかになっていて
びっくりしました。「なるべく働きたくない人のためのお金の話」とは
テンションが全然違います。作中で鬱の話をされていらっしゃいましたが
この本を書いたときは躁の方だったとか?まさかね。
それぐらいテンションが高くて、前の本とは違っていて戸惑いました。

ああ、台湾また行きたくなりました。
淡水にも行きたいし、新幹線に乗ってもみたいのです。
次行けるのはいつのことやら。



いま、台湾で隠居してます

いま、台湾で隠居してます

  • 出版社/メーカー: K&Bパブリッシャーズ
  • 発売日: 2020/12/13
  • メディア: 単行本



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