ぼくのお父さん [活字中毒のトモ]
沖縄タイムスの 記事 を読んで、面白そうだと思ったので
さっそく Kindle 版をダウンロードしました。
矢部さんのお父様は絵本・紙芝居作家のやべみつのりさん。
矢部家ではお父さんという人はずっと家にいて、
子どもと一緒に遊び、家事をする人だったそうです。
春になれば毎日のようにつくし取りをして、
夏になればプールで迷子になるのはお父さん
家にゲームはないけれど、友達が遊びに来たら
紙芝居を作ってくれたり、一緒に土器を焼いてくれたり。
こんな自由なお父さんいいなと思いますが
私としては、お母さんがどのようにしてこの人を養ってきたのか
すごく興味があります。
作中お父さんが入院されたとき、お母さんはいったん仕事を辞めて
看病に当たっていらっしゃいましたが
その間の生活どうなっていたんだろう。
私が当事者だったら、乗り越えられただろうか。自信がありません。
お父さんはご自身の名前で作品を残していらっしゃるので
ネタにしやすいと思うのですが、お母さんのお話も読んでみたい。
またこの作品も、漫画のあちこちに笑いのネタが転がっていて
楽しく読ませていただきました。
お笑い芸人と漫画家って両立するんだ・・・というか
この 2 つの才能が見事にマッチしていて、いい仕事をしています。
矢部さん、この組み合わせ、天職では。
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