SSブログ

やめてみた。 [活字中毒のトモ]


やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方 (幻冬舎文庫)

やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方 (幻冬舎文庫)

  • 作者: わたなべぽん
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: Kindle版


2019 年にリリースされた当時、読んでみたいなと思ったのですが
今回 Kindle Unlimited に入ったのでダウンロードしてみました。
暮らしや心の中をテーマにしたコミックエッセイ、ルポマンガなどを描いていらっしゃる
わたなべぽんさんの本です。

本書は「なんとなく使ってきたけど本当に必要かどうか分からないもの」や
「なんとなくモヤモヤする考えグセ」を思い切ってやめてみよう!
というわたなべさんの取り組みをまとめたものです。
「やめてみた。」というタイトルと、第一話「炊飯器の巻」だけ読むと
断捨離の本なのかと思いますが、そうではなくて
「なんとなく」でダラダラと使い続けているものや習慣をやめてみると
楽に生きていけるようになるよ、というお話でした。
コミックエッセイで、あとがきを含めても 120 ページしかないので、
あっという間に読めます。

読んでみた感想としては「やめたいものは人それぞれ」ということです。
ちょっと勇気を出せば、やめるのは大したことではありません。
ただ「やめたい」と思えるかどうかですね。
私の場合、晩酌はやめられそうもないし、
モノをため込む生活からも抜け出せません。
だけど、自分なりに日々の暮らしは充実しているし、
仕事や試験当日に忘れ物をしてコンビニで買い物するのも
まあ何とかって良かったじゃないと思います。
前日に一応準備はしていても「いらないと思っていたものが必要だった」とか
ありますよね。
友人は少なくても、もともと気にならないです。
掃除はとことん簡略化していますし、洗濯物もたたまないで
ハンガーごとラックにかけたり、箱に放りこんで
使うときにそこから取り出してます。
「洗濯物をたたむこと」を放棄しているんですね。
わたなべさんとは明らかに「やめたいこと」が違います。

人それぞれ「やめてみた」ことは結構あると思います。
それを本という形で発表できるわたなべさんは、
そういう才能をお持ちなのだなと感じました。

読みやすいので、気楽に何かを読みたいときにお薦めです。



やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方 (幻冬舎文庫)

やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方 (幻冬舎文庫)

  • 作者: わたなべぽん
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: Kindle版



コメント(0) 
共通テーマ:

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント