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オタクが予測する2060 [活字中毒のトモ]


オタクが予測する2060

オタクが予測する2060

  • 作者: 岡本公功
  • 出版社/メーカー: 株式会社ビオ・マガジン
  • 発売日: 2021/11/29
  • メディア: Kindle版


週末に沖縄タイムスに掲載されるベストセラーズの情報によると
先週八重洲ブックセンター本店で一番売れたのが本書だそうです。
タイトルが何やら面白そうなので、Kindle 版を購入して読んでみました。

ライフコンシェルジュ株式会社 の代表取締役である、岡本 公功さんの著書です。
岡本さんはご自身を
「IT 大好き、ガジェット大好きな明るいオタク」であると評しています。
そんな岡本さんが見る未来は、40 年先まで夢と希望に溢れているのだそうです。
さて岡本さんが、オタクとしての立場で、未来に起こりうる出来事を
あらゆる角度から気楽に計算し、自由な見地で未来を予測した結果とは?

まず 2022 年(来年!)には自動運転のレベル 5 技術が登場し、
2030 年までには法律で自動運転が認められ、実用が可能になるそうです。
特に荷物を運ぶ輸送トラックから一般に自動運転が広がるのだとか。

そして 2027 年末頃、プレイステーション6(PS6)が発売されるが
これがハードウェアとして登場する最後のプレイステーションになるそうです。
それ以降はオンラインクラウドサービスへ移行するとのこと。

現在スマホを持っている人のほとんどが、
2030 年までにひとりあたり月額 1 万円くらいの
優良総合情報サービスに加入しているそうです。
また 5G への規制法案を設ける国が増えてきていることから、
国家レベルから民間レベルにおいてまで、第 5 世代で「電波」は実質終わり
これからは量子の時代になるのだとか。
量子コンピューターの実用化・量産をきっかけに世の中はどんどん簡潔になり、
簡素になり、最終的には潔癖化されるだろうとのことでした。
これはなんとなく分かるかも。AI に何かを学習させるなら
基準はホワイトなものでないといけないというのは、私も理解できます。

そして AI を開発し続けていくと、2040 年頃に、シンギュラリティが実現するそうで
遅くとも 2040 年頃には AI に経営をゆだねるという企業も出始めるらしいです。
最終的には「AI が出す利益は誰のものか?」という段階に至り、
株式会社というシステムそのものが見直される時代が来るのだとか。
ただし、ここで利益をどのように分配するのかを決める際に判断を見誤ると
完全なる格差社会に突入してしまうので、注意が必要とのことでした。

オタクが予想している未来ということで、専門家のように変な基準がない分
自由な見方をして、真実を語れているはずだと、岡本さんは言います。
確かにそうかもしれません。
最近はメタバースという言葉もよく聞くようになったので
仮想社会で生活を営む日は遠くないのも分かります。
ただ私は、仮想社会で何かをしたいという欲求がありません。
私のアバターは、仮想社会で何をして生きていくんだろうか。
したいことが何もなくて、1 日ぼー---っと生きているアバターとか、いります?
いらないですよね。
多分仮想社会でイキイキと暮らせるのは、
何かしたいというモチベーションがある人だけなので、
実社会でも持てあまされ気味の私のような人間には無駄かもしれないと思いました。
自動運転や総合コンシェルジュは導入してもらえると楽でいいな、と思いますが。
以前から、病気になったときに正しい病院を紹介してくれて、
移動手段も確保してくれるサービスが欲しいと思っているので。
あと 10 年ほどでそれが実現しそうだと言ってもらえるだけで、
ちょっと気分が明るくなりました。



オタクが予測する2060

オタクが予測する2060

  • 作者: 岡本公功
  • 出版社/メーカー: 株式会社ビオ・マガジン
  • 発売日: 2021/11/29
  • メディア: Kindle版



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