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2023年台湾封鎖 [活字中毒のトモ]


2023年 台湾封鎖

2023年 台湾封鎖

  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2021/10/11
  • メディア: 単行本


沖縄タイムスでは現在 台湾有事についての特集 が掲載されていて
台湾有事なんてリスクもどきだ」とか「中国砲撃は過去の話だ」とか
やたらと「台湾有事なんてないに決まっている」と決めつける記事が
掲載され続けています。
そんなわけないでしょ。何寝ぼけたこと言ってるんだか。
本書によると、こういうことをいう人がいたら、
その人は軍事音痴や平和主義者ではなく、
中国のスパイだと思った方がいいそうですよ。
新聞がこんなこと書いてしまうようでは、
そうとう乗っ取られてしまっているということですね。頭が痛い。。

本書は、宝島の編集部が、複数の軍事評論家や台湾の専門家に
台湾有事について執筆を依頼し、まとめられた 1 冊です。
で、どうして 2023 年という具体的な時期がタイトルについたのかというと
2021 年 3 月上旬に、アメリカのインド太平洋軍の司令官である
フィリップ・S・デービッドソン氏が
「6 年以内に中国が台湾に侵攻する可能性が高い」と話していたから。
そして元在沖縄米海兵隊政務外交部次官だった
ロバート・D・エルドリッヂ氏が次のことを言っておられたからだと。

長年中国を甘く見てきたアメリカは、宇宙産業で協力してきたため、
中国の宇宙産業は飛躍的に成長した。
そのため、現在アメリカには中国から防衛するための衛星システムがない。
それが出来上がるのが 2026 年か 2027 年であるので
人工衛星の優位性を保てているうちに中国が攻撃に踏み切る可能性が高いのだとか。
ただし 2022 年は冬季オリンピックや全人代があるため
万が一負けたときに事を考えると、この年に侵攻はあり得ない。
あるとすれば、次の台湾総統選の候補者が確定する 2023 年が一番可能性が高いでしょう
とのことだそうです。
理由としては弱い気もするけど、ソースを出さないよりは
トンデモ度は低いですね。

そして何故「台湾封鎖」に限定した攻撃を想定しているかというと
中国は、台湾侵攻を始めるときには、
かならずアメリカが攻撃できない体制をつくる
つまり、アメリカや日本から台湾を完全に「封鎖」する
こうすれば、完全な「内政問題」として台湾侵攻を進められるからだとか。

そしてそれを起こさないように頑張るためには、抑止力が大切なので
中国に対抗できる軍事力は持たずとも「抑止」できるように
備えていくことが重要だと書かれていました。

習近平政権は、経済もバブルがはじけて低迷し、
ゼロコロナ政策もうまくいっていないので
国民の不満をそらせるために、台湾を取りに来る可能性が大いにあります。
それはなんとしてでも防止しなくてはいけないです。
全然「リスクもどき」なんかじゃないからね、
台湾の次は沖縄なのですから、もっと危機感を持った方がいい。



2023年 台湾封鎖

2023年 台湾封鎖

  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2021/10/11
  • メディア: 単行本



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