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世界一の庭師の仕事術 ‾路上花屋から世界ナンバーワンへ‾ [活字中毒のトモ]


世界一の庭師の仕事術 ‾路上花屋から世界ナンバーワンへ‾

世界一の庭師の仕事術 ‾路上花屋から世界ナンバーワンへ‾

  • 作者: 石原和幸
  • 出版社/メーカー: WAVE出版
  • 発売日: 2009/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


長崎出身の、世界的に有名なランドスケープデザイナー、石原 和幸さんの著書。
なにかの本でこの本のことが出ていたと思うのですが
Amazon のログを見ると、この本を注文したのは半年も前のことなので
例によって、なんの本に出ていたのか、完全に忘れました。
テレワークを始めて以来、通勤をしていないので、
本を読む時間が減っており(主に通勤時間に読んでいました)
昼休み中などに少しずつ読んでいます。

本書が発行されたのは 2009 年 3 月ですが、石原さんはその頃すでに
チェルシー・フラワー・ショー で 3 年連続ゴールドメダルを受賞した
庭のスペシャリストでした。
本が発行されてから、今年で 11 年が経過しましたが
石原さんのチェルシー愛は健在のようで、
毎年メダルは増え続け、今年も参加を予定されていらっしゃるようです。

私は庭のことは全く分からないですし、興味もないのですが
素人目に、石原さんの作る庭は「庭師の仕事」というよりは
お花屋さんが庭という大きな器に花を活けているように映ります。
それもそのはず、石原さんはもともと、長崎では有名な「風花」という
お花屋さんの社長であり、その昔生け花に魅せられて池坊に弟子入りした方だったのです。
石原さんの会社のホームページ を見ると、
彼の作品の画像をたくさん見ることができます。
どの作品も石原さんの「みんなの驚く顔が見たい」という思いで溢れています。

世の中には、成功している人は複数いらっしゃいますが
行動パターンがいくつかあると思います。
石原さんはその中でも、よく動くし、よくしゃべるし、
人とつるむのが好きな人だと思いました。
やりたいと思ったことは、躊躇せず大勢の人に話し
上手くいかなくても、うまくいくまで、色々な人にやりたいことを伝えまくることで
そのうち良い人を紹介してもらえたり、よい方法に巡り合う人です。
「願い事は他人に言ったら叶わない」などということは微塵も考えない。
「こうしたいと伝えて、最初のうちはうまくいかなくたって
伝え続けていれば、途中で死んだって
『死ぬまで言い続けるなんて、本当にやりたいことだったんだ』
と思ってもらえるからいいじゃないか。嘘にはならない」みたいなことが書かれていて
ちょっと見習いたいと思いました。私はものごとを簡単に諦めがちで
死ぬまで言い続けたいほど、何かをやりたいと思ったことがありません。
まだ死んでないですけど。
死んでないからこそ、死ぬまでに 1 つくらいは「これ、やってみたい」と
周りに公言できることを見つけたいと思いました。



世界一の庭師の仕事術 ‾路上花屋から世界ナンバーワンへ‾

世界一の庭師の仕事術 ‾路上花屋から世界ナンバーワンへ‾

  • 作者: 石原和幸
  • 出版社/メーカー: WAVE出版
  • 発売日: 2009/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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