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法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方 [行政書士]


元法制局キャリアが教える 法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方

元法制局キャリアが教える 法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方

  • 作者: 吉田 利宏
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2014/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


法律を読む技術・学ぶ技術」の続編です。
前回に引き続き、法律を読むのに欠かせない「リーガルマインド」を身につけるための
センスの磨き方と伸ばし方が語られています。

リーガルマインドは「論理的思考力」と「バランス感覚」で構成されているそうです。
え・・・それさえあれば、法律を苦もなく理解できるようになるんですか?
簡単なようでいて、難しそうです。
ですが、「論理的なセンス」を磨き、「公平性」の感覚を身につけ
法令用語を理解し、法律同士の位置関係を意識し、解釈について深く考えれば
法律について今までもやもやしていたものが、スッキリすると書かれています。

論理的なセンスは磨くのに時間がかかりそうですが
この本では「又はと若しくは」や「者ともの」の使い分けや
「初日不算入の原則」を知ることができて、それだけでも
契約書や社内プロセスの理解に役立ちました。
そう、会社の中のお作法も、基本的に法律に則ったルールになっていますので
今までやみくもに覚えていた請求間隔の数え方は、
きちんと法律に則ったルールで数えられているということが分かったりして
かなり為になりました。法律の勉強をする人でなくても、社会人であれば
本書を読むと「へぇ~」と思うはずです。

「憲法は国民ではなく権力に向けられたもの」という大前提も
以前なら全く知らなかったことで、
法律を読む技術・学ぶ技術」を読んだ時に初めて知りました。
今回続編を読んだことで、さらに理解が深まりました。

さて吉田さんの本を 2 冊読みましたが、
私のリーガルマインドはどの程度育ったでしょうか?
そろそろ本腰を入れて、憲法の勉強に入りたいと思います。


法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方

法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2014/09/11
  • メディア: Kindle版



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法律を読む技術・学ぶ技術 [行政書士]


元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]

元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]

  • 作者: 吉田 利宏
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/05/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


宅地建物取引士に今年も合格できなかったときに、敗因を考えてみたところ
どうやら法律の知識があやふやなのがマズイ、という結論に至りました。
そこで、行政書士の勉強をした人のサイトを見てみたら、本書が紹介されていました。

著者の吉田 利宏さんは、早稲田大学法学部を卒業後、衆議院法務局に入局
15 年に渡り法律案や修正案の製作に携わった方だそうです。
現在は退職され著述業に進まれました。
そんな経歴をお持ちの吉田さんいわく
「法律を読むには、独特の法律的な考え方や感覚が必要である」そうです。
そしてそのような感覚や考え方を「リーガルマインド」というのだとか。
法律は、ただ読めばいいってもんでもなく、
ちゃんと法律の考え方や感性を理解しないといけないらしいです。
まあ、そうですよね。
無理に覚えたところで、全く役に立たないというのは、身を染みて理解しました。
確かに何事も、意味や背景をちゃんとわかっていないと、応用が利かないのです。

法律の基本ルールはもちろん、裁判の仕組みや判例
憲法や民法、刑法、行政法の読み方なども解説されています。
分かりやすいです。へーっと思うことがいっぱい書いてありました。
ただ、1 度読んだら完全に理解できるかというと、そうでもありません。
何回か読み返す必要があると思いました。
何回か読みながら、法律の勉強を進めていこうと思います。
また続編として「元法制局キャリアが教える 法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方
が出ているようなので、そちらも読んでみます。



元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]

元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]

  • 作者: 吉田 利宏
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016/05/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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