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図書館危機 図書館戦争シリーズ (3) [活字中毒のトモ]


図書館危機 図書館戦争シリーズ (3) (角川文庫)

図書館危機 図書館戦争シリーズ (3) (角川文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2011/05/25
  • メディア: 文庫


前回「図書館内乱」で、郁の同僚手塚のお兄さんが
郁の憧れの王子様の正体をばらしてしまって、郁が独りで混乱しています。
その間に、図書館に痴漢が出たり、郁と手塚、柴崎がそろって昇任試験を受けたり
人気俳優のインタビューで違反語がクローズアップされ、
そのことが図書隊と世間を巻き込む大問題に発展したり
郁が敬遠している実家の近くの図書館で問題が起こり、
応援部隊として出動しなくてはならなくなったり、色々な出来事が起こります。

この巻は本当に、色々なことが起こりすぎて
郁と堂上が一気に仲良くなっていくのが、読んでいてすごく分かります。
でもその伏線は「図書館内乱」にもあったな、そういえば。
1 エピソードごとに、2 人の距離がどんどん縮まっているので
周りはこんな 2 人を見ていたら目も当てられないっていうか
この 2 人早く付き合っちゃえばいいのに、と思うのが手に取るように分かります。

第 4 話「里帰り、勃発 ------ 茨城県展警備 ------」では、
警備中の郁のところへお母さんが乗り込んできて、激突しています。
あとで寮まで面会に来たお兄さんと会話していて、
「愛情とエゴを区別しようとしてもできないのがうちのお母さんのキャラってこと?」
という台詞を放っているのが、うまいこと言っているなあ、と思いました。

他にも心に残る台詞や笑える台詞がたくさん出てきます。
図書館戦争を Google で検索すると、名言集がいっぱい出てきます。
なるほど、名言集、作りたくなっちゃいますね。3 作目まで読んでそれがよく分かりました。

10 月には映画も公開されるようなので、観てみようかな。
前作の公開時(2013 年)にはまったく興味がなかったので、
この変わりように、自分がびっくりしています。
それにしても、寝転んだ体制で本を読みっぱなしで、腰が痛い。。
子どもの頃は何時間でも同じ体制で平気だったのに。


図書館危機 図書館戦争シリーズ (3) (角川文庫)

図書館危機 図書館戦争シリーズ (3) (角川文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2011/05/25
  • メディア: 文庫






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