図書館革命 図書館戦争シリーズ (4) [活字中毒のトモ]
あー・・・本編読み終わってしまいました。
寝る間も惜しんで読みまくっていましたから、当然か。
某日、原発テロが発生しました。良化隊は、そのテロが起こったのは
人気作家の当麻 蔵人が書いた小説がヒントを与えたからに違いないという理由で
彼を拘束し、それを足掛かりに大々的に、人々の言論の自由を奪おうとします。
図書隊は当麻を護衛し彼の亡命を手助けします。
このお話が出版されたのは 2007 年 11 月なので、
東日本大震災よりも前に発表されたことになります。
なんとなく重なる気がしたのですが、違うんですね。
また作者の有川さんがあとがきで書いておられましたが
本当に大雨の日に当麻の亡命ルートを歩いたり
亡命前に宿泊するホテルに泊まったりしながら書かれたそうです。
やはり想像だけではダメで、実際に色々と体験してみることで
お話にリアリティが宿るのだと思いました。
それに堂上と郁が、付き合う前ですが、めっちゃ仲良くなっています。
最初読んだ時は「ええ!ここまできたら付き合ってるも同然じゃ・・・?」と思いましたが
よく考えたら、付き合う前にお互いとっても仲の良い時期があるって、普通ですね。
カミツレデートも、バカップルを装って買い物に出かけるところも
甘々な感じで、読みながら一人でキュンキュンしてました。
対象読者はやっぱり、女子高生とかなんでしょうね。。
・・・結局堂上さん最後まで「好きだ」って言わずじまいでしたね。
だけど有川さんの書く男性は、細やかな気遣いができる優しい人が多くて大好きです。
「別冊図書館戦争 1」ではもっと甘くて優しい堂上さんに会えるのですが
それはまた次回にということで。
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