カラマーゾフの兄弟1 [活字中毒のトモ]
*読み応え 80 点
*コストパフォーマンス 70 点
*コストパフォーマンス 70 点
ロシアの古典文学「カラマーゾフの兄弟」が、ブームだったそうで。
カラマーゾフの兄弟・・・読んだかどうか忘れました。
もう、古典文学なんて久しく読んでいません。
なので、そんなにおもしろいなら、と新訳を読んでみました。
ロシアの地主カラマーゾフ氏とその息子たちが繰り広げる
なんとも奇怪な愛憎劇です。
新訳は 1 から 5 まで出ていまして、
1 はまだ、ほんの序盤です。
読み終えると、ちょうど登場人物の関係図が頭の中で出来上がる、
といったところでしょうか。
物語は、まだまだこれからが本番です。
古典文学って、昔は読んでも面白くもなんともありませんでしたが
改めて新訳で読んでみると、昔の風俗を知るいい文献ですね。
100 年以上前のロシア人の暮らしぶりや
キリスト教の影響力が伺えて、おもしろいです。
本書は、しおりに主な登場人物の名前が記してあって
読みながら確認できます。
カタカナの名前って、読んでもすぐに忘れてしまうので
いちいち最初のページに戻らなくても、主な登場人物を
確認できるのって、すごく楽です。
読み手のことを良く考えているなと思いました。
2007-12-12 05:38
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