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2001年宇宙の旅 [活字中毒のトモ]

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*読み応え  80点
*コストパフォーマンス  80点

秋といえば、やっぱり読書でしょう。
・・・とは言えないほど、まだ暑いけど。

私は活字が好きなので、活字があれば何でも読みます。
外を歩いていても、看板の字を読みます。
反対に、ダンナは活字が嫌い。
この本は、活字嫌いのダンナからこんなオファーがあって読み始めたものです。

「この話な~、4冊あってめっちゃおもろいハズやねんけど、俺読む気になれへんねん。
全部読んで、話の内容を俺に教えてくれへん?」

あたしゃ、のび太に本読みをさせられる出来杉くんかいっ!

ええ、こんな不毛なオファーでも、活字中毒の私は断れないのですよ。
本も自分で買ってしまいました。

*********************

映画を見た方はストーリーをご存知でしょうし、語りだすと長くなるので割愛しますが、
このお話、1968年に書かれたとは思えないほど、精巧に作られていますね。
SFとしてすばらしいです。
私は、天文学の知識が乏しいので、木星や土星が実際にこの本に書かれた通りの状態で
宇宙に浮かんでいるかどうか、さっぱり分からないのですが
それでも、話に引き込まれて、時間を忘れて読みふけるほどでした。

あ、私が読んでいるのは1993年に出版された「決定版」です。
68年の段階では、本に書かれた技術がどのようなものか、翻訳者自身も見当がつかなかったそうで、誤訳がかなりあったらしいですが
93年に決定版を出版するにあたり、全面的に訳が改良されたそうです。
翻訳者の伊藤典夫さん、いい仕事してます。

この後 2010年宇宙の旅2061年宇宙の旅3001年終局への旅 を読もうと思っています。

SFは、秋とはいえない連日の熱帯夜を癒してくれるでしょうか。乞うご期待。


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