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縄文文化が日本人の未来を拓く [活字中毒のトモ]


縄文文化が日本人の未来を拓く

縄文文化が日本人の未来を拓く

  • 作者: 小林達雄
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: 単行本


本山さんが運営されている「本山よろず屋本舗」の
よろず屋寸話録」で紹介されていた本です。
面白いのかなあと思って読んでみたのですが
その時点で私はすっかり忘れていました・・・
モトさんがとても胡散臭いおじさんであることを。

本書の著者は、考古学者で國學院大學名誉教授を務めておられる
小林 達雄 先生です。
小林先生曰く、われわれが子どもの時に学校で習った
「人類は自然を克服しながら、文化を築いてきた」というのは
農耕文化で自然を征服しようとする関係になってからの話で
日本列島で農耕が始まるまでの 1 万年以上の縄文文化は
その他の文明精神国がどこも体験することができなかった
自然との共生を体験しているので、日本的観念、日本的姿勢というのは、
もともと他の国とは基盤が違うのだそうです。

新石器革命で農耕と共に定住するようになった大陸側の人々は
自然と共生しないで征服しようとしてきた
人工的なムラの外側は開墾すべき対象だった
一方の縄文は「狩猟、漁労、採集」によって定住を果たしていたため、
ムラの周りに自然を温存して、自然に秩序を保ちながら、
自然の恵みをそのまま利用するという作戦を 1 万年以上実践し続けたとのこと。
本当ですかね?見てもいないことを単純に信じることができない私は
この主張をそのまま鵜呑みにすることができませんでした。

なんというか、主張に対する確固たるエビデンスが何もないまま
延々と恨み節を聞かされている気分になりました。
「私の主張は聞いてもらえない」「信じてもらえない」と
ぼやいている暇があったら、信じるに値するようなエビデンスを出してくれ。



縄文文化が日本人の未来を拓く

縄文文化が日本人の未来を拓く

  • 作者: 小林達雄
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: 単行本



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