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ゼロエミッションと日本経済 [活字中毒のトモ]

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*読み応え  40点
*コストパフォーマンス  60点

ゼロエミッション = zero emission(直訳:排出ゼロ)。

人間が生きていく過程において、排出されるゴミを再利用する、またゴミそのものが排出されないように気を使う生活方式だと解釈しているんですが・・・。合ってるかな。

この言葉に興味を持って、本書を購入したのが 2002 年。
それから 4 年も寝かせてしまいました。
ちょっと読みにくい文章だったのですよ。

それに内容も、ゼロエミッションというよりは、エコロジーとか代替エネルギーが主題のような感じでした。
それはそれで、興味深い実例もいくつかあったんですが。
本書に出てきた企業を、今ネットで検索してみると、
志高く発足したプロジェクトが、現在いかに悲惨なことになっているか、よくわかります。
多くのプロジェクトは立ち消えになってますし、現在続いているプロジェクトも
実に細々とした地味な取り組みになっているところが多いです。
まあ、エコロジーって、騒ぎながら実行するものではないので、そんなもんなのかもしれませんが。

4 年もかけて読んだ割には、今ひとつわかりにくい話だったなあ。
しかも読みながら、なんか違う、なんか違う、と思い続けていました。(じゃあ、完読するな?)

ゼロエミッション経済を目指して、石油を大量に使って燃料リサイクル施設を建設するというのは、
ゼロエミッションといえるのでしょうか?
建設する施設自体もゼロエミッションにすべきでは?

疑問が多すぎ。
もっと別の本も読んでみなくちゃ。
県内で実例を探すほうが早いか?


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