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機会不平等 [活字中毒のトモ]

機会不平等

機会不平等

  • 作者: 斎藤 貴男
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/02
  • メディア: 文庫



*読みごたえ  50 点
*コストパフォーマンス  70 点

何かのメルマガだかブログだかで

「斎藤貴男はイイ」

と書かれているのを読んで、購入した本。

政府が「ゆとり教育」と銘打って少数のエリートを育てようとしている話とか
派遣社員の立場の弱さとか
市場に食い物にされる老人と子供などにフォーカスを当てた本です。

7 年前の著作なので、少々古い感があるかも。
あと、いろいろな情報の寄せ集め感が強すぎて
著者の主張がイマイチ伝わってこないのが難点。

読んでいくと、何が平等で何が不平等なのか
よく分からなくなります。
そもそも、平等ってなんなのだろう?
それすら判らなくなりました。

私が子供のころは、まだ詰め込み教育が全盛の時代で
土曜も学校に通って勉強したけれど
団塊ジュニアだったので、受験競争も厳しかったし
バブルがとっくに弾けとんだ後で就職したから
仕事に就くことすら大変だったことを考えると

本当に、平等って、一体何なのでしょう?

読んでみたところで、この先どうすればいいのか
まったく見えてこない本でした。
消化不良。


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