ばらとおむつ [活字中毒のトモ]
*読み応え 70点
*コストパフォーマンス 70点
*コストパフォーマンス 70点
詩人の銀色夏生さんがつづった、私生活のエッセイ。
夏生さんが数年前まで書いていらした「つれづれノート」を
毎年なんとなく読んでいたのですが、
「つれづれノート」は 2 年前に出た 川のむこう を最後に
出版されなくなっていました。
「ばらとおむつ」は、その続編のようなエッセイです。
夏生さんのお母さん「しげちゃん」が、脳梗塞を患います。
3 ヶ月の入院生活の後、自宅に戻ってきたしげちゃんを
夏生さんのお兄さん「せっせ」が中心となって
介護していく生活がつづられています。
「ばらとおむつ」というのは、せっせがしげちゃんの様子を
兄弟に知らせるために書いていた不定期メールの題名でした。
せっせ、48 歳自由業独身。
こういうお兄さんいいなあ。
ウチにも 1 人欲しい。
だって、掃除や洗濯、ご飯の支度まで
本当に細やかにしげちゃんの面倒を見てくれています。
そして時折、しげちゃんの様子をメールにつづって
遠く離れた兄弟にも報告してくれるなんて。
こんなこと、なかなかできませんよ、普通。
ウチなんて、今ジジババの誰かが倒れたら
どうするんだろう・・・。
とりあえず、沖縄に家建てて同居?
うひー、気が重くなってきた。
2007-07-20 05:08
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