カラマーゾフの兄弟 2 [活字中毒のトモ]
*読み応え: 70 点
*コストパフォーマンス: 70 点
超大作も第 2 部に入りました。
・・・って、第 1 部を読んだのが 10 ヶ月近く前 ですから、
放置ぶりは相当なものです。
途中で、宗教がかった説教が延々と続くページがありまして
読み進むのに苦労していたのでした。
ですが、全体的に見ると
今読んでもなお、哲学的な示唆にあふれた 1 冊です。
宗教が嫌いな人でなければ、さらにお奨めです。
第 2 部は、アリョーシャが少年イリューシャに出会うあたりから
ゾシマ長老が亡くなる場面まで。
本の巻末には訳者による読者ガイドがついています。
本書が書かれた当時のロシア社会の説明や
内容の複線などもさらりと紹介されていて
キリスト教の説教に辟易して本文を結構読み漏らしていた私は
とても救われました。
さて、続きがあと 3 冊あるのですが
読みきるのはいつになることやら。
途中で挫折する可能性高し。
でも、なんか気になる話なんですよね。
読むたびに賢くなれるような気がするし。
2008-10-06 06:19
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