「やぎの冒険」観てきました

うちなーんちゅの現役中学生、仲村 颯悟（なかむら りゅうご）くんが監督を務めた
「やぎの冒険」を観てきました。
（オフィシャルサイトは こちら）

監督の舞台挨拶がある日にいったので、
会場では、やぎグッズを購入した人たちに
監督が気軽にサインに応じていました。


沖縄のどこにでもいそうな、かわいい中学生です。

「やぎの冒険」に付いている英語タイトルは "The Catcher in the Shore"。
「浜辺で捕まえて」か。上手ですね。
このタイトルを見て、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読んでみたくなりました。
この作品、まだ読んだことないのです。

さて、本作品のあらすじですが、
那覇に住む裕人が、今帰仁のおばーを訪ねます。
そこで冬休みを過ごす間に、おばーの家で飼っていたヤギがつぶされる光景を見て
裕人は生まれて初めて「生きていること」や「動物を食べること」について
真正面から向き合うことになるのでした。

シリアスなお話ですが、コミカルな要素もたくさん入っていて
84 分飽きないですよ。
中学 3 年生に、ギャグとして描かれてしまう
うちなーんちゅの長男のダメっぷりがかなりシュールでした。
裕志おじさん、足治ったんだから、
これからちゃんと働くかね？（無理だろうなあ）
なーんて、続編も期待してしまいました。

ただ、この映画を内地で上映しようと思ったら
字幕が必要かも・・・？と思いました。
方言たっぷりだし、ときどきビミョーに音が拾えないことがあるので
方言を知らない人には難しいです。
逆に私たちは、この映画を自分たちが字幕なしで観れることにびっくりしました。
8 年も住んでいると、慣れるもんですねえ。

11 月上旬まで、いろいろな場所で上映されるようですので
興味のある方は是非観にいってください。
追加上演も決定されたそうですよ。


しかし、なんといっても仲村監督ですよ。この映画は。
なんかとても中学生らしくて、かわいいです。
舞台挨拶で、おじー役の平良 進さんが
「今から長生きするので、是非偉い監督になってもういっぺん使ってください」
と言ってましたww
本当に、これからが楽しみな監督さんです。

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