女である時期

身体の不調を感じたら、この人に聞いてみるのがいいと思って
野口 晴哉さんの本を購入しました。
彼の本は、一般の書店ではほとんど手に入りませんが
彼が設立した「社団法人整体協会」が運営する「全生社」という会社が
書籍販売を行っていて
商品代と送料（購入金額が 4,000 円以下なら 420 円、4,001 円以上なら 630 円）を払えば
日本全国に送ってくれます。
那覇に住んでいる私の元へも、郵便で届きました。

さて読んでみると、この本は
1967 年から 1968 年にかけて開催された「整体操法高等講座」の
記録がまとめられたもののようです。
記録をまとめただけなので、録音された講座内容がそのまま記載されているのですが
実習中の様子は写真 1 枚たりとも掲載されていないので
内容が非常に分かりにくくなっています。
これ、実習の様子を絵とか写真とかで載せてくれると
いい本になったのに・・・。

野口先生は、便宜上、女である時期を「子供が産める期間」に限定されています。
つまり、子どもとか閉経後のおばはんは「女」ではないと言い切っています。
こんなこと、今あからさまに言ってしまったらセクハラになってしまうと思うのですが
まあ・・・昔のことですし、整体の話ですしね・・・。

内容的には、ひとことでまとめると「女性は骨盤が大事」みたいな内容です。
骨盤が適切な時期に、上手に開いたり閉じたりすれば、
身体の不調を感じる頻度が確実に下がるというお話。
挿絵もないし、写真もないし、分かりにくい本だなあと思いながらも
骨盤の動きの悪さと足のかかとの皮膚の硬さには、密接なつながりがあり
かかとがカサカサなのは、骨盤の前後運動が悪く余分に開いている証拠とか
更年期には病気が非常に多いけれども、すばやく乗り越えてしまえば
がらっと変わって丈夫になりますよ、とか
興味深い話がたくさん載っていて、面白く読ませていただきました。

あまりにも「骨盤が大事」といわれ続けるので、
たまには骨盤を調整しないといけないような気になってきました。
最近はすっかりサボってしまっている骨盤体操ですが
また復活させてみようかな。
骨盤の調整に関しては、個人的にこの本をお奨めします。

1日1分! 骨盤ゴロ寝ダイエット

• 作者: 松岡 博子 (まつおか ひろこ)
• 出版社/メーカー: 世界文化社
• 発売日: 2009/01/14
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

ダイエット本なのに、痩せませんww
痩せませんが、体操を続けると骨盤が調整されていくのは良く分かります。

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