SSブログ

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論 [活字中毒のトモ]


さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―

  • 作者: 廣宮 孝信
  • 出版社/メーカー: 彩図社
  • 発売日: 2010/03/02
  • メディア: 単行本


経済本は、興味を持ったときにすばやく読みきるのが正解です。
Amazon のこの本のページを見ると、
私は 2010 年 3 月にこれを買ったことになっているので
2 年以上放置していたことになりますね・・・。
その間に日本を大きな地震が襲い、状況が全く変わってしまいましたが
今さら読む価値があるのかしら・・・と思いつつ、本棚を整理する目的で読み始めました。

ところが、今読んでも意外と勉強になる本でした(「意外と」 って、失礼だな>私)
お金の正体を詳しく暴いた良本です。
国家財政が黒字化している状態でも、国家は破綻するという事実や
たとえ国家が財政破綻したとしても、数年で回復できることを
データを大量に示してわかりやすく解説してくれています。

そして、一番心に残ったのが
「政府が目指すべきは "100 年後も 1000 年後も国民生活を維持向上させること" である」
というまとめでした。
こんなビジョンを示してくれる政治家がいたら、本当に投票してしまいそう。。
カッコイイです。
そして、この著者のすごいところが、大きなビジョンを示すだけではなく
具体的に何をしたらいいのかも、きちんと示しているところだと思いました。
こういうアホでも分かりやすいビジョンって、政治に大事です。
アホでも分かりやすいビジョンと言えば、小泉さんですが、
最近自民党総裁に返り咲いた安部さんもこんな本を出されていましたね。

美しい国へ (文春新書)

美しい国へ (文春新書)

  • 作者: 安倍 晋三
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 新書


試しに読んでみるか・・・。



nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 2

noga

日本語には、時制がない。
未来時制がなければ、未来社会の建設計画もない。
無哲学・能天気であっては、しゃべることなど何もない。

だが、実際には、やかましくしゃべっている。
消去法の達人たちは、’ああでもなければ、こうでもない’ と力説して相手にからんでいる。
‘空論の持ち主である’ と決めつけて、あざ笑って撃退する習慣もない。
だから、この国に不毛の議論は絶えることがない。
まさに、歌詠みの国である。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

by noga (2012-10-15 06:05) 

うしこ

>noga さん

ご来訪&コメントありがとうございます。

ご自身のブログにも「日本語には未来時制がない」という記事を書いていらっしゃいましたね。

未来時制がないと、未来へ向けての計画も公言しにくいですかね・・・?


by うしこ (2012-10-15 13:25) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0