酔った 食った! 沖縄裏道NOW! [活字中毒のトモ]
こちらも食べ物の本です。
夫が知人からいただいた本を、私にも読ませてくれました。
とはいっても「面白かったからおすすめ!」という感じで回してくれたわけではありません。
あくまで「読んでしまったから、お前も読む?」と、ついでみたいな感じでした。
ビミョー・・・そしてその訳は、本書を読んですぐに分かりました。
沖縄が大好きで、すでに何度か訪れているけれど、初心者の域を脱しないライター 2 人と
沖縄に行ったことがない漫画家が、沖縄を訪れていろいろなご飯を食べ
好き勝手なことを書き連ねている本です。
ボロい食堂が次々となくなってしまうのが残念だとか、
スナックでオバーみたいなねーねーにからまれてみたりとか
イカ墨汁を食べて新鮮な思いを楽しんだりとかを妙なテンションで楽しんでいることを
読者に伝えようとしていますが・・・読む方はイライラします。丸 1 冊
すべて、独断と偏見やないかっ!!
と突っ込みを入れたいところだらけで、
こんなの本にしてお金をもらえるなら、私のブログも今頃いい値段で売れてるわ
とつい思ってしまうほど、イライラします。
(程度がよく分からない説明ですね)
自費出版なら、この内容もわかりますが・・・。
これをお金を出して買う人の気持ちが分からないです。
沖縄の食堂やスナック、おでん屋さんがたくさん登場しますが
読んでも「行ってみたい」という気分になれないのが、一番の不満です。
食べ物の本を書くなら、もっと美味しそうに書いてほしい。
「東大」の焼きてびちを「家でも作れる」と豪語しながら、
「あさぎ」のイカ墨焼きそばを持ち帰ったくせに冷蔵庫でかびさせるような
食のセンスのない人が、食べ物をお題に漫画を描いてはイカンだろ!
ここまで書いて分かりました。
この本、書いている本人たちは楽しんでいるのに、
食べ物を無駄にしている感じが好きになれません。
スクガラス豆腐のスクと豆腐を分けて食べたり
肉そばの上に乗っている肉野菜炒めを別の器に移してみたり
とにかく食べ方が汚い。しかも残す。子供か!
いや、娘にもそんな食べ方していいと教えた記憶がないです。
こんなにイライラする本なのに、Amazon でのレビュアーの評価はとても高いのです。
沖縄に何度も訪れる人たちは、これを読んで「沖縄にまた行きたい」と思うのか・・・。
沖縄フリークのセンスって一体!?理解できません。
食べ物好きな人にはお薦めしません。
沖縄好きなナイチャーは、読むと楽しいらしいです(私は薦めないけど)
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