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算数のケアレスミスが驚くほどなくなる本 [活字中毒のトモ]


得点力が一気にアップ!  算数のケアレスミスが驚くほどなくなる本

得点力が一気にアップ! 算数のケアレスミスが驚くほどなくなる本

  • 作者: 福嶋淳史
  • 出版社/メーカー: 大和出版
  • 発売日: 2012/10/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


試験つながりで、こちらの本をご紹介します。
本書の著者は、学習塾「栄光ゼミナール」で数学を教えておられる、福嶋 淳史さんです。
栄光ゼミナールの Web サイトを見てみると、現在宮前平校で室長を務めておられるようです。

この本を買ったのは、昨年の夏ごろです。
娘の数学の定期テストの結果があまりにもひどく、その解答用紙を見てみると
・計算が遅すぎて最後まで問題が解けていない
・解いた計算も、ケアレスミスにより間違っている
という致命的な問題が見つかって、
中3 にもなって公文式に通わせないといけないのか・・・?
他に何か、成績を伸ばす良い方法はないのかしら、
と思い悩んで、この本を購入したのでした。

この本で、福嶋先生は
「ケアレスミスをなくすたった 1 つの方法は、ミスした経験を大切にすること」
だとおっしゃっています。
確かにその通りです。どうしてミスしたのか、どこでつまずいたのか
きちんと分析しないことには、ミスは減らせません。
ウチの娘にも「間違った問題は、ミスを消さずに赤で修正しろ」と何度言ったことか。

また、問題を解くには次の 5 つの力が必要なんだそうです。
①よみとる力
②わりだす力
③いいかえる力
④むすびつける力
⑤しめくくる力

・・・娘はどの力も弱そうですorz 特に「よみとる力」については最悪で
あんなに本を読んでいる(ように見える)のに、文章読解力が恐ろしく低いです。
今までも「問題をよく読め」とは言っていたのですが、「常に数値に単位をつけてとらえろ」
とまでは言ったことがありませんでした。

ケアレスミスの予防に効果的な 7 つの習慣(おにのかけあし)も紹介されていました。
お: 音読する
に: 2:6:2 の法則で解く(問題のランクがあるのなら、基礎 2、標準 6、応用 2 の割合で解く)
の: ノートはぜいたくに使う
か: 解説集を読む
け: 消しゴムをなるべく使わない
あ: 暗算練習をする
し: 試験結果を活用する

「に」以外は、昔から口を酸っぱくして娘に言い続けていることばかりでした。
「し」については、試験のたびに学校に誤答レポートを提出していますから
十分だと思っていましたが・・・足りなかったのか?

このように、全体的に正しいことが書いてあります。
あとは、ケアレスミスをしている本人が、その気になって教えに従うかどうか、
ということだけです。
人間だれもが、自分がかわいいから、
ミスをしたときに、ここまで冷静に考えられないんでしょうね。
親に指摘されたりすると、余計かも。塾代をケチって子供に勉強を教えてきましたが
ひょっとしたら親の力には限界があるのかもしれません。




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