どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術：うしこの毒吐き部屋：SSブログ

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どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術　[活字中毒のトモ] [編集]

作者: 緒方健介
出版社/メーカー: ダイヤモンド社
発売日: 2012/09/14
メディア: 単行本（ソフトカバー）

現在の上司が「バカ」だというわけでは決してなく
どうも私は上司からの評価が低いらしくて、同じ上司の下に数年居続けると
クビが危ないようだと気づきました。
前の上司には非常に評価していただいたので、上司が変わるだけで
会社にいるのが大変になるとは・・・とかおっとり考えていないで
自分なりにきちんと道を考えないとね。
こんなときの良いヒントが落ちていないかと、本をいくつか買ってみたのでした。
これはその第 1 弾です。

著者の緒方健介さんは、どうも自分が上司という立場に立たれた時に
「部下だった頃の自分って甘えていたな」と思って、この本を書かれたようです。
「あんたも親になってみれば分かるわよ」と叫ぶ毒親みたいなもんですかね？

この方、新卒の時に大手銀行に入社されたのですが、周りが「バカな上司」ばかりで
愕然とされたそうです。別の上司に仕事を言いつけられていることを知っているのに
無理やり飲みに誘ってくる上司、飲みに誘ったのは自分なのにおごってくれない上司
食事をおごってくれると言われてついていくと、食事の後で麻雀にも誘われて、
自分が勝つまで帰してくれない上司など・・・数えればきりがないほど
バカな上司に遭遇したそうです。
それでも、仕事が報われないことを上司のせいにせず、
バカな上司を「一番大切なお客様」だと思って接すれば、おのずと成長できる
というのが本書の主旨です。

私に言わせると、まず新卒時に大手銀行に入れただけでもラッキーだと思うのです。
あと、こんな過去のうっ憤を晴らすような本を書かなくてはいけないというのは
ある意味、上司にものすごく期待していらしたんですよね。
よく「好きの反対は嫌い」と言いますが、まさにその言葉が当てはまるように感じました。
私なら、上司を「バカ」だと思うまで、彼らに期待できません。
あとお客様は、私が提供できる何かを購入いただける意思がない場合
そこでお付き合いを終わりにすることができますが、
上司はそういうわけにいかないから困っているのです。
自発的に上司とのお付き合いをやめるということは、会社を辞めなくてはいけませんからね。
異動を希望するにしたって、上司の推薦は必要でしょうし・・・。

というわけで、読んでますます迷路にはまり込んだ気分です。
次、いってみましょうか。

どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術