アカシックレコード・リーディング―悠久の記憶から“いま”を読むために [活字中毒のトモ]
アカシックレコード・リーディング―悠久の記憶から“いま”を読むために
*読み応え 80点
*コストパフォーマンス 60点
胡散臭いものが大好きな私は、アカシックレコードにも興味を持っている。
アカシックレコードって、人間の記憶がたっぷり詰まったデバイスみたいなもんらしいが、
今までこのアカシックレコードの内容を読み解いてくれる人たちは、特別に選ばれた人ばかりで
自分では絶対にレコードを読んだりできないんだと思っていた。
ところが。
この本の作者、如月 マヤ さんは、
「アカシックレコードには、誰でも簡単にアクセスできます」
と言い切っていらっしゃるのだ。
アカシックレコードは本来誰でもアクセスできるデバイスで、みんな「アクセスできる」という事実を忘れてしまっているだけなんだって。
しかも、アクセス方法は至ってシンプルで、リラックスするだけだという。
リラックスして、「**を見せてください」と頼むだけでいいんだそうだ。
ひえー。
私も、早速寝る前にアカシックレコードへのアクセスを試みたが、なんか良くわからなかった。
「5年後の私」を見るべくアクセスしたのだけど、
出てきたイメージが、白塗りの大きな家と、Lexus RC430。それと、犬を抱いた娘。
家と車と娘・・・。
「私」の要素はどこにあるのだろう?
私って、家と車が欲しかったのか??
これってホントにアカシックレコード???
謎は深まるばかりなのだ。
こんなふうに、すごく興味深い本では会ったのだけど、後半の Q&A は、彼女のサイトに掲載されている文章がほぼそのまま転用されていたので、ちょっと本代を損した気分になった。そのまま載せるなら、本にする意味ないじゃん。
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