タイのクーデターについて [たまには政治のことも考えるか]
数日前、タイでクーデターが起こりましたね。
あの国は、昔から政情不安定な国で、しょっちゅうクーデターが起こっていたと思うんですが、
大抵は国王の鶴の一声で沈静化に向かっていましたから、今回もあまり気とめていなかったら、
国王はなんと、クーデターを起こした陸軍のリーダーを承認 してしまいました。あらら・・・。
よっぽど、タクシン首相が不人気だったんでしょうか。
でも、タクシン首相ってどんな人?と思って、Wikipedia で調べてみました。
この方華僑で、元警察官僚で実業家でもあるのですね。また、アメリカに留学して、司法博士を取得していらっしゃいます。
・元警察官僚
・実業家
・司法博士
あんまり接点のなさそうな経歴ですが、これらを全部経験すると、法律と警察の目をかいくぐってあこぎな商売ができそうですね。
話を戻して、アメリカに留学経験があり、現在イギリスに亡命中、という事実を見ると、この人アメリカやイギリスにパイプを持った人であったようですね。それを失脚させた、ということは、裏で中国かロシアが糸引いている・・・というのは考えすぎかしら。
今度発足予定の政府が、アメリカ寄りの政府だったらこの予想は外れ。単にタクシン首相に人気がなかっただけ。
中国寄りやロシア寄りの政府だったら、今後ラオスやカンボジアでも政権が倒される可能性が高いのでは?
ミャンマーは・・・もともと軍事政府だからどうかなあ?
しばらく、注意深く見ていく必要がありそうです。
2006-09-22 05:10
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