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野口整体 病むことは力 [活字中毒のトモ]

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*読み応え  70点
*コストパフォーマンス  50点

野口晴哉先生のお弟子さんの一人である、金井 省蒼(かない しょうぞう)先生の著書。

野口整体に関してもっと詳しく書いてあるかと思って購入したんですが、
期待ほどではありませんでした。
施術法そのものではなく、金井先生の整体への意気込みというか、取り組み方がかかれた本です。

Amazon のカスタマーレビューでは星 5 つだったのですが、
よく見てみると、大半は金井先生の整体に通っている人や、本に実際に出てきた人ばかりが書評していました。
これじゃ、悪い評価になりようがないじゃん。

野口整体は野口整体なんですが、野口というよりは、独自の金井ワールドが広がっています。
野口先生と切り離せば、金井ワールドはそれなりにおもしろいので、
この方が沖縄に在住だったら、施術を受けに行ったかもしれません。

一番、心に残ったのは、「一流の整体師は、ムツゴロウさんが動物を見るのと同じ気持ち、同じ目線で人間を観察する」
というような文章でした。
整体師は、ツボばかり気にしていてはダメで、人間をよく観察して、

「どうして病気になったんだろう?」

ということをずっと考えていかなくてはいけないんだそうです。
また、それさえ分かれば、押すツボは自ずと決まるんだそうで。

病気から、その人の性格や、生活環境を割り出すこともできるみたいです。
おもしろいですね。

野口先生が生前、「背中を見ればすべてが分かる」と言ったほど、
背骨の状態を見れば、体のどこが悪いかすぐに分かるらしいです。
私も試しに自分の背中を自分で調べてみたいけど・・・ちょっと難しいか。


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