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子どもとの暮らしと会話 [活字中毒のトモ]


子どもとの暮らしと会話 (角川文庫 き 9-65)

子どもとの暮らしと会話 (角川文庫 き 9-65)

  • 作者: 銀色 夏生
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 文庫



*読み応え: 70 点
*コストパフォーマンス: 70 点

詩人、銀色夏生さんのエッセイ。
つれづれノートは、もう書かないと言っていたのに、
結局つれづれノートの形式に戻りつつある 1 冊。
来年このテの本が出るときには、「つれづれノート 15」になるようです。

「つれづれノート」は 1 冊目からず~っと読んでいますが
「詩人、銀色夏生」が好きな方には絶対お奨めしません。
読むと、彼女のイメージが音を立てて崩れますので。

そんな本なのに、どうして毎年読み続けているかというと
なんていうか、正直な本だと思うからです。
銀色さんの生活(最近は特に子どもとのやりとり)が、これでもかというほどに
赤裸々に書かれていて、
こんなに私生活をオープンにしてしまっていいんだろうかと心配になるほどです。
銀色さんの写真はおろか、子どもたちの写真もたくさん掲載されているし。
物書きって大変だなと思います。
私が本を書く側になれば、こんなにも私生活を暴露できないし
絶対に文句を言われるだろうと分かりきっているような
子育ての様子を細かく伝えることもできないと思います。
そこんとこ、銀色さんはプロだなぁと思いました。

まぁ、物書き本人は割り切れるかもしれませんが
子どもはどうかなぁ・・・?
その辺、銀色さんのお子さん(特に長女ちゃん)は器が大きい。
嫌がるどころか、ネタになりそうな話題をいっぱい提供してくれて。

次作も是非読みたいと思いました。

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