ツキの最強法則 [活字中毒のトモ]
北野幸伯さんのメルマガ、「ロシア政治経済ジャーナル」 で紹介されていた本。
タイトルを見ただけで分かるように、いわゆる「宗教本」です。
北野さんの宣伝が上手なことも、さることながら
こういう本を手にとってしまうということは・・・私、疲れているのかも。
著者の西田文郎さんは、知る人ぞ知る「ツキのカリスマ」だそうです。
多くの会社経営者やスポーツ選手が、
メンタル面でのサポートを依頼する人だとか。
さて、西田さんによると、「私ってツイてる!」と思えばツキはやってくるそうですよ。
人は、潜在意識に操られていて、その潜在意識は物事を「快」か「不快」かでしかとらえないので
頭の中を常に「快」状態にしておけば、
ツキはおのずと良くなるんだそうです。
で、脳を「快」状態に保つために大切なのが
1. 思い
2. 言葉
3. ボディランゲージ
だそうです。
この 3 つを、ポジティブに保つといいらしいです。
あと、
「反省するなら、好調なときにしろ、
スランプに陥っているときは、逆に反省などせずに、まず行動」
というのは、面白いアドバイスだと思いました。
好調なときに、反省すれば、
脳が「快」状態なので、冷静に自己分析でき、必ず良い結果を得られるんだそうです。
また、「自分のため」ではなく「誰かのため」に行動する大切さも説いておられます。
「自分がいて上司がいる」
「自分だけが得をすればいい」
などの一方的な思考では、ひとつの角度でしか考えることが出来ず
相手のことを思いやれないので、良くないと書いてあります。
それに対して、自分の周りを囲む人たちを 6 方向にめぐらして考え
「相手がいて、自分がある」ことを常に意識し
相手に感謝する「六方思考」を推奨しています。
六方の人たちに感謝するためのトレーニング CD とブレインシートつき。
生きているうちは、常に周りの人に感謝しなくてはいけないことを
思い出させてくれる本でした。
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