働くひとのためのキャリア・デザイン [活字中毒のトモ]
あと数年で、今の会社をクビになる身分の私は
この年にしてまだキャリア・デザインを迷っているのです。
いい年して、何をやっているんだか・・・。
何かの参考になるかもしれないと思って、本棚で眠っていたこの本を引っ張り出してきました。
著者は、神戸大学の大学院で、
リーダーシップやキャリアを専門に研究しておられる学者さんです。
大学の先生が、キャリア・デザイン・・・?
なんだか不思議な気がします。
また書かれていることも、なんだかあやふやで
キャリア・デザインなんて、普段はやらなくてもいい
要所要所で考えればいいこと、とか
キャリアの節目のデザインは自分で考えてはいるものの
節目に差し掛かるときには周りの人とのつながりが重要になる、とか
ストレートに「これだ!」という解決策を出すことを、
意図的に避けておられるような文章が並んでいます。
ですので、読了後も「それで、結局私はどうしたらいいのかしら?」という疑問符が残りました。
キャリア・デザインを描こうと思っている人にはおススメしません。
ですが、大学でこういう講義が開講されているのなら、出てみたいと思いました。
大学生の頃にこの先生の講義を聞いていると
後でキャリア・デザインを描きたいと思った頃に役に立つと思います。
神戸大学のサイト で調べてみたところ、著者は経営学部の教授でいらっしゃるようです。
マネジメント・システムやリーダーシップについて教えていただけるのですね。
ちょっと講義を聴いてみたいです。
本を読むより、実際に講義を聞いてみたほうが、楽しいような気がします。
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