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うおつか流生活リストラ術 [活字中毒のトモ]


うおつか流生活リストラ術―生き活き人生シンプルライフ

うおつか流生活リストラ術―生き活き人生シンプルライフ

  • 作者: 魚柄 仁之助
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 1995/03
  • メディア: 単行本

冷蔵庫で食品を腐らす日本人」が面白かったので
魚柄さんのほかの作品も読んでみることにしました。
まずは、1995 年に発行された、こちらの本から読んでみました。
でもどうやら読むならまず、前年(1994)に刊行された「台所リストラ術」を
読むべきだったようですね。。

1995 年というと、阪神・淡路大震災が起きた年で、不況が深刻になってきた頃だと思うのですが
そういう時代背景かあったからか、
食生活以外の暮らしのコストも削りたいという要望が高まったらしく
登場したのがこの本のようです。
家具や調理器具などハードな部分も、欲しいなぁと思ったらすぐに買うのではなく
「なんとかタダ(もしくは格安)で手に入れられないかな」と考えて
余っているところ(要するに、その品物が家にあるのに要らなくて、
捨てようと思っているご家庭など)から
譲り受けるように頑張るのが魚柄流のようです。
中古でよければ、身近なところにお宝がたくさん埋まっているんだそうです。

うーん。

読んでみて分かりましたが、私は中古品が余り好きではありません。
どんなに良いものでも、古い家具を使いたいとは思わないし
古着もそれほど着たいと思いません。
ですので、いらないものを譲り受ける生活リストラ術は使えそうになく
代わりに、気に入った良いものを買って、
ずっと使い続けるというリストラ術を実行しようと思ったのでした。
こちらの方が、性に合っています。
実際、自転車のパンクも直せるようになったし
テレビは地デジ化さえなければ、20 年以上使っていただろうし。
できるだけ粗大ごみを出さないように、いらないものを買わずに
また、いるものは長く大事に使い続ける生活をしたいと思います。

あと、「冷蔵庫で食品を腐らす日本人」はとても読みやすかったのですが
こちらの本はやはり古かったからか、文体がなんとなく変な感じで
下ネタも目に付きすぎて、あまり読みやすくありませんでした。
同じ作家の、似たような文章でも、経験値が違うと印象が異なります。

自宅の近くの小さな店と交渉して、個人で卸せない商品を仕入れてもらうという技は
今度気に入った商品が出てきたら、使わせていただきたいと思いました。
通販に頼らなくても、そういうテも使えるのですね。
あと「はかせ鍋」なんていう面白い名前のお鍋があることも初耳でした。
調べてみたら、この本が出版されて 17 年もたった現在は
Amazon でもはかせ鍋が買えることが判明しました。

EHN-19 ECOはかせ鍋19cm

EHN-19 ECOはかせ鍋19cm

  • 出版社/メーカー: ビッグフィールド
  • メディア:


ですが、お値段は今も 15,000 円以上します。
うーむ・・・もったいないから、やっぱり古い毛布を鍋に巻いて代用すべきかしら。
でもそういうことやるの、面倒なのよね・・・。
さくっと買って長く使うのがいいような気もします。



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