SSブログ

君は1万円札を破れるか? [活字中毒のトモ]


君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

  • 作者: 苫米地英人
  • 出版社/メーカー: マキノ出版
  • 発売日: 2011/12/15
  • メディア: 単行本


本山 功二さんのサイト で紹介されていた本です。
日本が破産すると、実際にどうなるのかがシミュレーションされていると聞いて
面白そうだと思って読んでみました。

国家破産の話と聞いて、著者はてっきり経済学者だと思っていたのですが
略歴を読んでびっくり、この方脳機能学者です。
他にも、計算言語学や認知心理学にも詳しいそうで
実業家としても成功しておられるようです。
なんて多才な人なんだろう!と思って本書を読んでみると
経済に的を絞って書かれた本ですが、なんというか、著者の人生に対するスタンスというか
色々な分野で成功を収めた秘訣みたいなものを読み取ることができます。

現代社会はお金をほしい物と交換することで経済が成り立っていますから
一万円札を破るなんて勿体無いこと絶対にできないと思うのですが
著者はそれを「アナタが洗脳されているからだ」と言います。
お金なんて、単なる紙切れに過ぎず、本質は単なる情報に過ぎないのだ
お金に絶対的な価値なんてない
お金がなくても死なない
お金は自分が望んだだけ生み出すことができる
だからお金に縛られない人生を送りましょう。
まとめるとこんな感じになります。

これらを説明する中で、現在の資本主義では情報が相当歪められて私たちに伝えられ
そのせいで私たちが不当に貧乏な生活を強いられていること
(つまりお金に余計に縛られて生きていかなくてはいけなくなっていること)
を分かりやすく解説してくれています。
また、国家破綻ってどういうことなのか?
本当に巷で言われているように、とんでもなく大変なことなのか?
という問いにも鮮やかに答えを出してくれています。

そして気になる「お金から自由になる方法」ですが
自分の提供する情報をいかに高価に見せられるかによって
得られる報酬が違う、というのは良くわかりました。
問題は、何を提供すればいいのか、さっぱり分からないということです。
二酸化炭素排出量で儲けようとする人たちと勝負しないといけないんですよ?
どうしたらいいんでしょうね・・・?
今の時点では「これだ!」というアイデアは出ませんでした。
こういうのもセルフイメージをアップさせれば、解決できるんでしょうか。

お金を持っている人は誰もが「お金を得るのなんて簡単だ」と言います。
そう言うからには、きっと本当に簡単なんだと思います。
では貧乏な人はどうしていつも貧乏なのか?
セルフイメージが低いから?
違いはどこにあるんでしょうね。
著者は失敗を恐れずに色々なことをやればいい、といいます。
借金ができても、踏み倒せるものもある、とも。
たぶんお金に対するスタンスが、私とは全く違うのだと思います。
自分のお金に対するスタンスを変えられれば、
お金を得ることがもっと簡単になるのかもしれません。







nice!(3)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 3

コメント 4

YaCoHa

えっ!
私は絶対破りません。破れたのを拾ったら銀行に行って現金化(面積比で減額)してもらいます。(笑;)
by YaCoHa (2012-05-01 23:46) 

うしこ

>YaCoHa さん

ですよね~。私も同じ意見です。

娘が日銀見学でもらってきた、シュレッダー済みの一万円札ですら勿体無い!
by うしこ (2012-05-02 10:25) 

Sanchai

なるほど。母校の先輩・苫米地氏はこんなに多才な人なのですね。
成功者の見解は、何を言われても空しく響いてしまいます。
by Sanchai (2012-09-10 12:52) 

うしこ

>Sanchai さん

自分が成功したからって、他人もするとは限らないですよね。。
逆に言うと、こういう本の内容を模倣しようとしているうちは、いつまでたっても成功できないのかもしれません。
by うしこ (2012-09-11 05:34) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0